深イイお話 「ある先生と子どもの出会い」
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、春を思わせる暖かい一日でしたね。
お昼休憩の時間に近所を10分ほど歩きましたら、菜の花と桜が咲いているところがあってビックリしました。
気温が上がって、気候が穏やかになると、何だか外を歩いてみたくなりますよね!
さて今日は、私が感動したお話を紹介したいと思います。
その先生が5年生の担任になった時、一人の服装が不潔でだらしなく、そうしても好きになれない少年がいた。中間記録に先生は、少年の悪いところばかりを記入するようになっていた。ある時、少年の1年生からの記録が目に止まった。
「朗らかで、友達が好きで、人にも親切。勉強も良くできて将来が楽しみ」
とある。間違いだ。他の子の記録に違いない。先生はそう思った。
2年生になる・・・
「母親が病気で世話をしなければならず、時々遅刻する」
3年生では・・・
「母親の病気が悪くなり、疲れていて、教室で居眠りする」
3年生の後半の記録には・・・
「母親が死亡。希望を失い悲しんでいる」
4年生になると・・・
「父は生きる意欲を失い、アルコール依存症となり、子供に暴力をふるう」
先生の胸に痛みが走った。放課後、先生は少年に声をかけた。
「先生は夕方まで教室で仕事するから、あなたも勉強しない?分からないところ教えてあげるから」
少年は初めて笑顔を見せた。
それから毎日、少年は教室の自分の机で予習復習を熱心に続けた。
クリスマスの午後だった。少年が小さな包みを先生の胸に押し付けてきた。
後で開けてみると、香水の瓶だった。亡くなったお母さんが使っていたものに違いない。先生はその一滴を付け、夕暮れに少年の家を訪ねた。
雑然とした部屋で一人本を読んでいた少年は、気がつくと飛んできて、先生の胸に顔を埋めて泣いた。
6年生で先生は少年の担任ではなくなった。卒業の時、少年から一枚のカードが届いた。
「先生は僕のお母さんのようです。そして、いままで出会った中で一番すばらしい先生でした」
それから六年後に、またカードが届いた。
「明日は高校の卒業式です。僕は5年生で先生に担任してもらってとても幸せでした。おかげで奨学金をもらって医学部に進学することができます」
十年を経て、またカードがきた。
そこには、先生と出会えたことへの感謝と、父親に叩かれた体験があるから、患者の痛みが分かる医者になれると記され、こう締めくくられていた。
「僕はよく5年生の時の先生を思い出します。あのままだめになってしまう僕を救ってくださった先生を、神様のように感じます。大人になり、医者になった僕にとって最高の先生は、5年生の時に担任して下さった先生です」
そして一年。届いたカードは結婚式の招待状だった。
「母の席に座ってください」
と一行、書き添えられていた。
何度読み返しても胸が熱くなるお話です。
人はいろんな出会いの中で生きていますが、その出会いに感謝の気持ちをもって生きていきたいですね。
このブログをご覧頂いて皆様のもとに、大きな大きな喜びとたくさんの幸せが訪れますように…
~ブログをご覧いただいている皆さんへのお願い~
パソコンからご覧の方は、この下にあるコウノトリのバナーを 、携帯電話の方は、こちら ← をタッチしてくださいね 。よろしくお願いします。
私が今月、パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『リバウンドしないダイエットへの道②「肥満の治療方法」』についてお話しています。ぜひ、お聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
やっと新しいホームページを開設しました。皆さんのご意見お聞かせくださいませ。
コメントを残す