まごころを毎月お届けする麗明堂コラム
今回は心の栄養剤ニューモラル555号のテーマ『温かさを見いだす』のなかで、とても勇気づけられる内容が書いてありましたので、ご紹介いたします。
「温かい思い」からプラスの心を
私たちは、自分自身の思うようにならないことがあったり、マイナスの体験をしたりすると、その出来事だけにとらわれてしまい、心づかいもマイナスになりがちです。
しかし、そんな自分にも、驚くほど多くの人たちが「温かい思い」を向けてくれています。それは、今現在、生きて身近に接する人だけではありません。すでに亡くなった親祖先も、何かしらの「温かさ」を残してくれているものでしょう。
また、会社などの組織でも、創業者をはじめ、その志を受け継ぐ先輩社員など、多くの人の奮闘努力が結実して現在があるのです。私たちのいのちや人間社会とは、そうした人たちの存在や思いがあってこそ、今日までつながってきたと言えるのかもしれません。
辛く苦しいときこそ、私たちの日常に息づく「温かい思い」に目を向けてみてはいかがでしょうか。そうして自分の生きる世界にプラスの意義を見いだしたとき、とらわれていたマイナスの思いから抜け出すことができるでしょう。
また、そのときに“自分自身も周囲の人や後世へ「温かさ」を伝えられる人になろう”という意志も芽生えてくるのではないでしょうか。(ニューモラル 555号より)
私は、この文章を読んでハッとさせられました。心の特徴の一つに、「プラスの心を使うと、プラスの心が大きくなり、マイナスの心を使うと、マイナスの心が大きくなる」ということは、以前に学んではいたものの、私自身もマイナスの体験をした時に絵にあるように、マイナスの心の中に埋もれていたように思います。
マイナスの体験をしている時にこそ、目には見えなくても自分に温かい思いを向けて、見守り、応援して見守って下さっている人のことを思い、今ある自分に『有難い』と感謝できるようになりたいと
思いました。
マイナスの体験も全て、意味があること。プラスの体験だけではなく、マイナスの体験こそ、自分を成長させてくれるチャンスだと捉えて、さらに成長できるよう頑張ります。