Kさんが、麗明堂に初めて相談にお見えになられたのは、43歳の時でした。Kさんは、37歳ご結婚され、39歳までに3度の流産。その時に子宮筋腫が見つかり、取っておいたほうが良いということで子宮筋腫を切除する手術をしましたが、それから全く妊娠しなくなりました。 「卵管が詰まっているのかなぁ~」と思い病院に行き、不妊治療を開始して、人工授精を2回、体外受精を3回しましたがダメで、もうダメだと思ったときに宮崎市佐土原町にある麗明堂のことを知り、藁をもすがる気持ちで予約の電話をしました。私は、43歳で翌月に44歳を迎えるという自分の年齢を言ったら断られるかと思って恐る恐る電話をかけたところ、スタッフの方が明るい声で、当たり前のように「大丈夫ですよ~」と仰ったので、ホッと安心したのを、今でもよく覚えています。
金丸先生に選んでもらった、私に必要な漢方を飲み始めてから3ヵ月くらいから生理不順が良くなって、生理の血がきれいになってきました。しかし、ストレスの影響か?体温がなかなか上がらなかったので、選薬を少し変えてもらい、3ヵ月経った頃から基礎体温の形が良くなってきました。漢方を飲み始めてちょうど1年後、44歳の時に自然妊娠しましたがダメでした。その時に、母が体調が悪く入院していたので、いい報告をして喜ばせたかったのですが、かける言葉もありませんでした。でも、『生理があるうちは、可能性がある!努力をした分、神様がきっとご褒美をくれるはず!そして、自分を信じて、自分自身を励まして、こう言い聞かせました。”あきらめない、あきらめない、あきらめない”』
漢方を飲み始めてからの流産でしたので、44歳での流産はさすがに落ち込みました。でも、そこでこう思いました。『すぐに、あきらめたらダメ!今までの努力が全て無駄になってしまう。そして、そこで終わりになってしまう。継続は力なり! 漢方を信じて頑張ろう!自分を信じて頑張ろう!自分には生理が来ているんだ!可能性があるならば、あきらめてはダメだ。結果を求めたくなるけど、すぐに求めたら続かない… 乗り越えるんだ!あきらめない!あきらめない!あきらめない!あきらめない!の3乗は、私の人生の指針だ。あきらめないぞ~そう心から思ったときに、自分の中にものすごく勇気と元気が出てきました。』すると、それから不思議なことが次々と起きました。 水子供養をしてもらったときに、ある方から「あなたは赤ちゃんが必ずできる。絶対大丈夫!ご先祖さんがついているよ」と言われたり、翌年の秋の神事のお祭りのときに、お神輿(みこし)さんに巻いてある晒(さらし)は、ご神体を直接触らないように巻いてあるけど、「これは赤ちゃんができない人にもいいんだけどね~」と教えていただき、12月の戌の日に巻いてみたら、とても温かくて気持ちがよかったんです。すると、年の暮れに味覚が変わって、水を飲んだだけでも味がおかしいことに気付いて、体温が上がったままだったので、これは間違いないと思い病院に行ったら、妊娠していました。
一番最初に、金丸先生から、『元気な赤ちゃんが授かるためには、母体という苗床を整えておくことが大切なんですよ!』と言われた通り、私の場合は、3つの漢方で①冷えを改善して、②卵の質を良くして、③血液をきれいにしたこと、つまり、赤ちゃんを元気に育てる母体(苗床)がしっかりできたので、娘が健康に、元気に育っているのだと思います。私が46歳でも、こうやって元気な赤ちゃんが産めたのは、金丸先生のおかげです!ありがとうございました。と嬉しいお礼の言葉をいただきました。私は、自分の母がなかなか赤ちゃんが授からなくて辛い思いをした経験を聞いていましたので、母のように悩んでいる方のお役に立ちたいと思って26年前から始めた子宝相談で、1200組を超えるご夫婦からお喜びのご報告をいただいています。
それぞれのご夫婦にそれぞれのドラマがあり、感動があります。これからも一組でも多くの方のお役に立てるよう心を込めて応援させていただきます。