家庭内での親の言動が子どもに及ぼす影響について
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、明日の講演会の為、(大分)in中津へ移動しています。明日行われる市民講座『女性講演会』のテーマは、『心も体もいきいきと健康でいるために』です。
皆さんの健康に少しでもお役に立てるお話ができたら・・・ と思っていますが、100名を超える方々がお見えになるということで、少し緊張しています。
今日は、三男の小学校の通信にとても興味深いお話がありましたので、ご紹介させていただきます。
家庭内での親の言動が子どもに及ぼす影響は計り知れない
といった内容のお話です。
学びは、「まねぶ」つまり「まね」から始まった言葉です。
当然、親の言動や価値観は、子どもが学び受け継いでいくことになります。さらに成長し行動範囲は広まるにつれ、地域や社会の影響も強く受けるようになりますが、原点は小さい時の家庭環境だと思います。
よく子育ての問題が新聞等に出ますが、体罰の問題を「しつけ」だと主張する親の多いことが目に付きます。その場合、親も同じような環境で育っていたことが要因としてあるようです。その親にはそのことがあたり前になっています。それが次の世代に引き継がれることになれば「子育ての負の連鎖」が深刻化するかもしれません。
林和豊先生(元宮崎県北部福祉子どもセンター所長)は、こう仰っています。
・生まれながらにして「生きる力」(自主性・社会性・協調性・善悪の判断・耐性など)を身に付けている子どもはいません。
・親(大人)は、子どもの「生きる力」を磨き、子どもと共に成長するのだと思います。子どもに問題行動の発生した時も、その機会だと思います。
いろいろな困難に出合った時、我々大人がその機会をどう考え、どう対応するかによってその問題が生きる糧になることも、さらに悪い種になることもあるということです。
現代は、昔のように地域の自然に親しみ、年上の子について回ったり一緒に遊んだりする機会が極端に減っています。地域で子どもや大人にもまれることも少なくなっています。家庭状況も、核家族化が進み、共働きが多く、家に誰も大人がいない状況が増えています。子ども自身の生活もスポーツ少年団、習い事、またゲーム等、様々です。さらに、子どもを誘惑する情報も氾濫しています。そこで、抵抗力のない子どもは見守りながら、機会を捉えて育てていく必要があります。
人と関わることは時間がかかり、面倒なことも多くなります。しかし、社会性を育てるにはそれが欠かせません。家庭での望ましい価値観の醸成と社会で生きるための規範や価値観を身に付けさせなければなりません。大人は、そのための良い手本でありたいものです。
(小学校通信より)
少子化、核家族化、親せきや地域の方との人間関係の希薄化による人との関わりが少なくなってきた今の時代において、この問題は一層深刻化すると思われます。
国語、算数、理科、社会などの主要4教科(中学からは英語も入れて5教科)は、学力の上でもちろん大切ですが、昨年から特別な教科として文部科学省が定めた道徳は、子どもたちが立派な社会人になるために一番必要なことではないかと改めて思っています。
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『今こそ見直そう 花嫁修業の話』についてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
~ブログをご覧いただいている皆さんへのお願い~
パソコンからご覧の方は、この下にあるコウノトリのバナーを 、携帯電話の方は、こちら ← をタッチしてくださいね 。よろしくお願いします。
このブログをご覧いただいている皆様のもとに、大きな大きな喜びとたくさんの幸せが訪れますように…
コメントを残す