杉本八郎先生の講演より 認知症になりやすい人、なりにくい人
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
昨日のブログでご紹介しました鹿児島での勉強会のご報告をさせていただきます。講師は、認知症治療で有名な杉本八郎先生です。
皆さんもなりたくない病気の一つに『認知症』があると思います。
・我が国の認知症患者数は462万人で、予備軍は400万人とも言われています。
・高齢者が要介護状態に至る要因の第2位は認知症で、全体の15%を占めます。
・認知症には2つあって、一つがアルツハイマー病ともう一つが脳血管性認知症です。
・認知症の7割は、アルツハイマー病と言われています。
それぞれの特徴は、
アルツハイマー病は、
①発症は、初老から高齢まで起きる
②女性に多い
③緩徐に発症、進行性
④全般性痴呆
⑤失語、失行、失認
⑥病識は早期に消失
⑦画像診断で脳萎縮が顕著(特に海馬)
脳血管性認知症は、
①60歳以降に起きやすい
②男性に多い
③急性発症、階段状に悪化動揺性
④まだら痴呆とも言う
⑤運動麻痺、歩行障害
⑥病識は晩期まで残る
⑦梗塞巣の多発、大脳白質病変
最後に、認知症になりやすい人の特徴を教えていただきましたので、ご紹介させていただきます。
・いつも人のことを考え、責任感が強い人
・真面目で、絶対時間に遅れない人
・もの静かで、礼儀の正しい人
・お金の管理が上手な人…
だそうです。
これらの特徴を見ていると、お手本になる素晴らしい人の条件のようですが、いつもきちんとしていて、相手に好印象を与えているだけに、体に負担が掛かっているのでしょうね。
何事もほどほどに… なのかもしれません。
漢方の世界では、ほどほどのことを『中庸(ちゅうよう)』と言って、頑張り過ぎず、無理をし過ぎず、バランスをとることを勧めています。
宮崎弁では、ほどほどのことを『てげてげ』と言いますが、心も体もバランスを大切にしていきましょうね!
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、 『気をつけたい育て方』についてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
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