健康を目指す理由を考える② Nさんとのカウンセリングより
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は昨日に続いて、麗明堂ベビーが授かったNさん(42歳)との2年ぶりのカウンセリングのお話の続きをさせていただきます。
昨日のお話は、コチラ↓
要約すると、お子さんが2歳になって保育園に行きだして、Nさんも介護の仕事に復帰したんですが体がきつくて辛いので、健康になるために何とかしなくては… と思って相談にお見えになられたので、私が
「何のために健康になりたいの?」
とお伺いした時の答えが2つ出てきて・・・
①子どものため・・・私が元気でいないと子どもがかわいそうだから
②自分のため・・・仕事に行っていて、以前よりも体力が落ちたのか?体がきつくて辛いから
という答えでしたので、せっかくなのでNさんにもう一つの一番大事なことに気付いていただきたく、手書きの下手くそな絵を描いて尋ねてみました。
すると、Nさんは目を輝かせて、
「金丸先生、分かりました。」
仰ったので、答えを聞いてみたら、見事に当てられました。
皆さんも、お分かりになられたと思うのですが、正解は『親、祖先』なのです。
それでは、私が最後にNさんにどのようにお話したかと言いますと・・・
「Nさん、この木に生っている実を大きく、美味しくするためには、水と栄養をどこにあげますか?
Aの木の実ですか? Bの木の幹ですか? それともCの木の根っこですか?
普通だったら、直接木の実にかけた方が美味しくなりそうなものですが、皆さんは木の根が栄養を吸収することを知っていますので、見えない木の根っこにかけますよね!
つまり、人間の人生も一緒で、真の健康を目指すのであれば、③を意識することが大切なんです。
①の子どものためであれば、子どもが大きくなったら、もういいかと健康を目指さなくなります。
②の自分のためであれば、今回のように体調が悪くなった時に健康を目指そうと気をつけ始めて、体調が良くなったら忘れたり、止めてしまいます。
しかし、③の親、祖先を意識し始めると、両親からいただいた体を労わって、親に心配かけないように自然に大切に扱うようになっていくのです。私も自分が親になって、子どもが県外で一人暮らしをするようになってから、自分もこうやって親に心配されていたんだな… と実感して、自分の体を粗末にしないように、あまり無理をさせないように大切にしていこうと真剣に思ったのです。
②のように、健康の目的が自分のためであれば、言い換えれば『自分の体は、自分の物』と思ってしまいやすいのです。でも、いずれ自分の命が終わったときにお返しする訳ですから、③のように自分のものではなくて、『生きている間の借り物』と思った方が、大切に扱う気持ちが出てくるような気がするのです。こんなふうに考えると理解しやすいかも知れませんね。
つまり、体をいただいた親、祖先に感謝しながら、大切に使う。これが健康を目指す理由であれば、感謝もできて、ずっと体を大切にしていけると思うのです。」
すると、Nさんはいつもカウンセリングの時にお持ちになる健康ノートに、何のために健康を目指すのか!について決意を書かれたのです。
同じ健康を目指すのでも、理由が違えば10年後、20年後の結果も当然違ってくると思います。
『自分の体は、生きている間の借り物と思って大切に使う』
すぐには、ピンと来ないかもしれませんが、これも木の根っこに水をあげるような天地自然の法則ですので、自分の体をいただいた親、祖先に感謝して、どうぞ健康にお過ごしくださいね。
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『母は強し』のトレーニング≪初級・中級・上級≫についてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
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