クイズ「卵子の老化について」 子宝の勉強会にて
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、今回の名古屋での子宝勉強会の中で紹介された内容をクイズ形式で出題したいと思います。
○か×かでお答えくださいね。
それでは、クイズを始めます。
≪問題≫
①閉経までは、卵子は新しく作られる。
②精子・卵子の質の低下は、年齢と共に進む。
③月経があれば、妊娠は可能である。
④何歳でも妊娠率は低下しない。
⑤体外受精すれば、何歳でも妊娠が可能である。
皆さん、①から⑤のそれぞれの問題に○か×かを答えて下さい。
それでは、答え合わせをしたいと思います。
≪解答≫
①・・・×
胎児期につくられた卵子は、それ以降はつくられません。ちなみに胎児期6ヵ月の時の卵子の数は700万個くらいあると言われています。
②・・・×
精子は、生後も次々と新しく作られるので、質は低下しませんが、卵子は実年齢とほぼ一致すると言われています。つまり、卵子は実年齢分、老化していきます。
③・・・×
閉経まで妊娠できると嬉しいのですが、現実は悲しいことに閉経の10から13年前から妊娠能力は落ちていくと言われています。
ですから、閉経が遅い人や、初潮が遅かった人は妊娠可能な年齢は高いと考えられます。
④・・・×
20歳から30歳までの妊娠率は大きく変わりませんが、35歳を過ぎると妊娠率は急速に低下します。これは、卵子の質との関係があるため、年齢が若いときのほうが妊娠率が高いのです。
⑤・・・×
体外受精の技術は年々進歩していますが、残念なことに年齢の壁は厚く、40歳以降は妊娠率が10%を割っています。因みに、体外受精を行った時の妊娠率(2009年調べ)は、35歳で16.8%、40歳で8.1%、45歳で0.5%です。
皆さんの解答はいかがでしたか?正解は、すべて×でした。
この問題は、河合蘭さんが書かれた本【卵子老化の真実】の内容から出題されていますので、詳しくはこの本をご覧くださいませ。
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『母は強し』のトレーニング≪初級・中級・上級≫についてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
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