自分磨きの習慣～違いを受け入れる～

　皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２５年　宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

　３日間の研修から無事帰ってきました。

　今回は、群馬と新潟の山間部での研修でしたので、宮崎との寒さの違いを改めて肌で感じました。また、時期も良く素晴らしい紅葉を眺めることができました。

　さて、今日は三枝理枝子さんの『自分磨きの習慣』から、とても学びになる内容がありましたので、ご紹介させていただきます。

　テーマは、「違いを受け入れる」です。

私も、頭ではわかっていても、自分の意見が正しいと思っているときほどお話を聞いて相手の意見を受け入れる心の余裕がない時もありますので反省しています。

 

三枝理枝子氏　CSコンサルタント　最上級のサービス・ホスピタリティーを人や組織に定着させるコンサルタントとして、日本全国で活動中

 

違いを受け入れる

Q.職場でもプライベートでも周りの人と意見が違うと、イライラしてしまう。

どうしたらいいのだろうか・・・

「この人の考えは自分と全然違う！」と感じること、ありますよね。ここで自己主張してしまうと、衝突が始まります。その際に、不満そうな表情や反論をして心を閉ざしていくと、人間関係を損なう結果となってしまいます。

　今はSNSなどの普及により、自分の言いたいことが言えて、聞きたくないことは聞かない、そんな世界になってきています。この世界でいかに他者と良好なコミュニケーションをとり、調和の世界を築いていくかというのは、とても大切なテーマです。

　私たちは「きっと相手もそう思っている」と自分中心に物事を考えてしまいがちなので、まずは「相手と自分は全然違う存在」ということを理解しましょう。

　人は価値観も考え方もそれぞれです。同じ意見にならないのは当たり前。相手が何を言っているのか、何が言いたいのかを想像しながら静かに感じましょう。

　イライラする前に相手の言葉を受け入れ、相手の心に思いを寄せてみる。そのうえで、相手が伝えたいこと、自分の考えとの相違や共通点などを味わっていくと、イライラの原因は相手にあると向けていた矢印が自分に向いてきて、自分で自分を変えていく、成長できるチャンスが芽生えてきます。

　あなたが相手を受け入れれば、相手も自然と心を開き、良好な関係が築かれていく。そこに真心が通い合った関係ができてくるのではないでしょうか。

　調和の世界は違いを認め、受け入れることから始まります。自分にとっても異物を消化することで、人としての昇華が実現できてくる不思議を味わっていきましょう。

 

≪心の生涯学習誌れいろう　10月号より≫

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