ビューティーアップ講座②
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
ここ最近、カウンセリングの中で、食事の話をすることが増えています。昨日の最後のカウンセリングの方にも、ヨーグルトについて質問されて、発酵食品について系統だったお話をさせていただきましたので、きちんと納得していただきました。もう、今から20年ほど前に、マクロビオティックの先生から、食について徹底的に学びましたので、学んだことをお伝えするのですが、今日の内容はまさに同じでした。
何がいい!何が悪い!というのではなく、自分の体に合っている健康法をきちんと知り、実践できている人は、より健康へと近づきます。山村さんの書かれた内容を、ぜひご自身の健康に役立てるために実行していただけたらと思います。
山村慎一郎さん 1949年岩手県生まれ。77年、岩手山麓で自然食品を始め、80年に盛岡市に移転。99年渡米しクシインスティチュートMCTを卒業。帰国後、ゴーシュ研究所を設立し、東京を拠点に全国で食事指導や講演会などの活動を展開。マクロビオティックの学校と代替医療の診療所、宿泊施設の設立を目指している。正食協会理事。
排便はバナナ3本が理想
皆さんは毎朝決まった時間に排便してますか?量はどれぐらい?バラけませんか?コロコロ便?何色の便?臭いはどうですか?
東京医科歯科大学名誉教授の藤田鉱一郎先生によれば、バナナ3本ほどの便がスルッと1本出てこなければならないそうです。バナナ1本が約100グラムとすると300グラムの排便が理想なのだそうです!どうですか?そんなステキな、ほればれするような「ウンコ」が出ていますか?(笑)
戦前の日本人はなんと400グラムの排便をしていたそうです。だから戦前生まれの人は長生きなんですね!
いきなり300グラムの便は無理としても、とりあえず150グラム、バナナ1本半の便がスルッと1本出るように頑張りましょう!何しろ良いウンコは良いウン(運)を運んできてくれますよ!
健康に良いといわれる食べ物、飲み物を有効に活用するには、何度もしつこく言いますが「出すこと」が一番です。
ヨーグルトやキムチ、沢庵(タクアン)。日本人に合っているのは?
健康の為に大切なものとして知られているのは腸内細菌ですが、その中でも今回は乳酸菌についてお話しましょう。
乳酸菌と言うと、どんなイメージが頭に浮かびますか?ヨーグルトやチーズ、キムチ…。
キムチなど漬物の乳酸菌はラクトバチルスで、ヨーグルトなどより胃酸に強く「生きたまま腸に届きやすい」と言われています。
キムチの材料である白菜などの野菜の食物繊維によって、腸のぜん動運動が盛んになり、整腸作用が促されて排便が容易になります。これはもちろん日本の漬物の沢庵やぬか漬け、高菜漬けなども同じです。
私たち日本人には、どちらがより良いのでしょう?迷いますよね?こんな時こそマクロビオティックの基本、身土不二を思い出しましょう!
私たちが住んでいる湿気の多い環境に合っている日本の漬物、あるいは味噌や他の発酵食品の方が、キムチのように辛みで胃腸に負担をかけることがなく、ぴったりあっていると考える訳です。
これは、チーズやヨーグルトなどと比べてどちらが良いか、という時の判断にも役立ちます。主に北方の乾燥地帯であるヨーロッパで発達したヨーグルトやチーズなどの発酵食品、温暖で湿度が多いアジアで発達した漬物などの発酵食品のどちらが私たちの体に本当に役立つのか?良く考えてみましょうね。
≪続きはまた次回に…≫
マクロビオティックマガジンMUSUBI 8月号より
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