「命の始まりは黄金に輝いている」 あなたは輝くために生まれてきた① 木村悠方子さん
皆さん おはようございます! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日から、「ことのは語り」として、講演で全国を回り、朗読会にも力を注がれている木村悠方子(きむらまさこ)さんのお話をご紹介させていただきます。
【プロフィール】いのちをいただくことを意識して食べること、母親が心に届く言葉を子どもに語り掛けること、そして自尊心を育むことが、いかに大切かを伝えている。NPO法人「エフ・フィールド」理事として、『いのちの授業』の活動にも協力。一般社団法人「三月のひまわり」顧問として、東日本大震災の被災地支援にも尽力。NHKラジオ『鎌田實いのちの対話』出演、フジテレビ系列『テレビ寺子屋』出演。著書に『古くて新しい奇跡の言葉 いただきます』(青春出版社)、『育みはぐくまれ』(グラフ社)『母、命の言の葉』(高木書房)、朗読CD『かあさん』『結言』がある。
第1回は「命の始まりは黄金に輝いている」です。
皆さんは『輝く命』という言葉を耳にされたことがありますか?私は「誰が命を見たの?なぜ輝くの?」と思っていたのですが、ドイツの医学書にその輝く素晴らしい命がありました。それは、受精した直後の受精卵が黄金色に輝いて、その周りが濃いブルー(宇宙の色)でした。一人ひとりが輝く命!!命の始まりは黄金色に輝いていることを実感しました。でも今、自己否定という言葉が身の周りにたくさん溢れています。
自分を否定することを、教えられなくてもしていませんか。今思えば子どもが7、8ヵ月の頃、乳児検診に行くと、「あの子、うちの子より足がピョンピョン動かしてもうすぐ立ちそう」「あの子は腕が強くてハイハイ一杯しそう」というふうに見ている私がいました。私は知らず知らずのうちに、比較の世界に入っていたのです。そして子どもに、「オッパイいっぱい飲んでね、誰々ちゃんみたいにあんよ強くなるよ」とか、離乳食が始まったら、「一杯食べてえらいね、誰々ちゃんみたいに大きくなってね」という言葉をかけていました。子どもを愛すればこそ、かけた言葉がその子を否定してしまっていたのです。
子どもが寝坊した時、「早く起きなさい。遅刻しちゃうでしょう」とか、子どもが食事中に「またボロボロこぼして」と声をかけた時、子どもは一生懸命食べているのに「あんたはダメね」と言われているのと同じです。お母さんにダメねと言われると「僕って、私ってダメなんだ」と思ってしまう。
一人ひとり、元々はかけがえのない、光り輝く命であったに、私たちは子どもから大人へと成長していく間に、『否定』という言葉で一枚、また一枚と薄い否定のオブラートをかけてしまっていたのです。自分を抑えて、他人の目や言葉を気にしたり、人に合わせて一生懸命やらなければと思ってしまうことが、私にもありました。これがずっと続くと、病を持ってくることも体感しました。
(生命尊重ニュース 8月号)
≪この続きは、また明日・・・≫
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