うれしいけれど寂しい!? 子どもの自立②
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
真の自立とはどのようなことをいうのか?について、とても学びになる内容です。
自分の子どもにおいては、ついつい幼い頃に躾けたり、親の思う通りに育てようとするところから抜け切れず、子どもの意思を尊重することをおろそかにしがちです。「どのようなことがあっても、この子には乗り越える力があると信じる。そして、命に対する尊敬心を常に抱いて、相手のことを「はかりしれない存在」として認め、‟子ども”という人間の奥深さに畏敬の念を持ち、接することが大事だと思います。」というところを読んでいると、ピンと背筋が伸びるように思いました。
子どもの自立②を、どうぞお読みくださいませ。
長谷静香さん 勇気のしずく代表・心理カウンセラー
昭和47年、福岡県生まれ。茨城県在住。3児の母。大学病院に10年間勤務。退職後、ベビーサイン講師として活動中。子育てに悩みアドラー心理学に出会う。潜在意識なども学び、、勇気づけ親子心理学講師として、個人向け講座、医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で開催。著書に『看護師のためのアドラー流子育て・自分育て』などがある。
勇気のしずくホームページ http:haseshizuka.com/
著者ブログ http:ameblo.jp/tsukuba-yuukiduke/
信頼が自立を促す
我が家の長女の話です。小さなころから、悩みや困ったことがあった時は相談してくれていました。しかし、私に言えないこと、私に言っても解消されないことなどは「紙に書いて、それを破り捨てたりするのもいい方法だよ」と教えていました。
小学二年生ぐらいの頃から、時折小さなスケジュール帳に日記をつけるようになり…。中学二年生になった今は、私と同じ分厚い手帳に日々の出来事を書いています。私も娘が何を書いているのか気にはなりますが、「ママの悪口とかも書いてるんでしょ~(笑)。でも、書いてもいいからね~」なんて冗談のように言っています。すると、「ママには何でも言えるけれど、ママのことはさすがにママには言えないでしょ」と。確かにその通りです。だから、当たり前ですが、日記を見たことはありません。家族であっても、そこはきちんと彼女の境界線を守ってあげて、決して侵入しないこと。
子どものことは何でも把握しておきたいという気持ちがある方もいらっしゃるでしょう。しかし、そこは信じて待って任せる。大人の心の自律・自立が、子どもの自立を促すのです。
どのようなことがあっても、この子には乗り越える力があると信じる。命に対する尊敬心を常に抱いておく。相手のことを「はかりしれない存在」として認め、‟子ども”という人間の奥深さに畏敬の念を持ち、接することが大事だと思います。
大事なのは相互依存
「依存の関係」じゃ良くないといわれますが、「共依存」ではなく、「相互依存」の関係でいることが重要です。
「共依存」とは、一見すると子どもが親離れできずに甘え、頼っているように見えますが、親の方も「この子は私がいないとだめなのよ」と思い、共に依存しあっている状態。しかし「相互依存」は、子どもも親も自立して、成熟した関係です。
本当に良い親子関係である「相互依存」を目指して、よい親子関係を築いていきましょう。
≪終わり≫
- 心の生涯学習誌『れいろ6月号』より
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