うれしいけれど寂しい!? 子どもの自立①
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
ここ数日は、朝は肌寒く、お昼は暑い日が続いています。おまけに湿度が高いので体調管理が難しいかもしれませんが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
さて、今日は月刊誌『れいろう』の6月号に載っていた心理カウンセラーの長谷さんのお話をご紹介させていただきます。
子どもたちが地元から離れて巣立って私にとって、まさにこの「うれしいけど寂しい」の毎日です。子供たちが自分で自立できていることを喜びながら、一方では連絡が来なかったり、思う通りにならない時の寂しさを味わっています。
しかし、振り返ると自分も大学生や社会人になったばかりのときは親に寂しい思いをさせていたんだなぁ~と、今更ながら申し訳なく思っています。
長谷静香さん 勇気のしずく代表・心理カウンセラー
昭和47年、福岡県生まれ。茨城県在住。3児の母。大学病院に10年間勤務。退職後、ベビーサイン講師として活動中。子育てに悩みアドラー心理学に出会う。潜在意識なども学び、、勇気づけ親子心理学講師として、個人向け講座、医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で開催。著書に『看護師のためのアドラー流子育て・自分育て』などがある。
勇気のしずくホームページ http:haseshizuka.com/
著者ブログ http:ameblo.jp/tsukuba-yuukiduke/
秘密を持つのは成長の証
いつの日か、子どもたちは親の元から巣立っていきます。大切に育ててきた子供が自立し、離れていく。嬉しくもあり、頼もしくもあり、そして少し寂しくもあります。しかし、親はいつまでも子どもと一緒に生きていく事は出来なので、いつか来るその時に備えて、一人で生きて生きるように少しずつ手を離していかなくてはいけないのです。
なんでも親に相談していた子供が、ある時隠し事をするようになる。学校や友達の話を「うふふ」とそらしたり、「いや、別に」と言って話してくれなくなる日がやってきます。「ねえねえ、ママ~。聞いて聞いて!実はね、○○ちゃんが好きなんだ!」と秘密事も教えてくれていた子が、「うるさい」「言いたくない」「内緒!」などというようになってきます。
しかし、実はこういう状態は心にとって、とても健全なことで成長の証なのです。幼少の頃に家庭での心の安全基地が作られ、守りがしっかりとできてきたからこそ、外の世界に飛び出せるようになったということ。子どもの心の成長にとっては、とても喜ばしい出来事なのです。
ですから、全てを知ろうとしないこと、子どもの心の境界線を大切にしてあげること、家族だからこそ土足で踏み込まないことが重要なのです。
≪続きはまた次回に…≫
- 心の生涯学習誌『れいろ6月号』より
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