妊娠力を上げるコツ!⑤「夫婦生活のタイミング」(前半)
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、妊娠力を上げるコツについての5つ目のポイントの前半をお話します。
赤ちゃんが授かるために必要な条件の中に、精子と卵子が受精することは皆さん周知の事実だと思います。
人工授精や体外受精(顕微授精)など医療機関で行う受精以外は、夫婦生活による自然妊娠による受精になる訳ですが、夫婦生活はいつ行うと妊娠しやすくなるのか?というタイミングについて、今回お話したいと思います。
基礎体温をつけられている方は、体温が低温期から高温期に上がっていく境目にチャンスがあるということで、低温期から高温期にグッと上がる排卵日を目がけて夫婦生活を行います。基本はここで正解なのですが・・・
まずは、下の研究発表をご覧ください。
Dunsonという研究者は、妊娠希望中で避妊をしていないカップルだけを集めて排卵日を特定する方法を教え、438の生理周期で「妊娠したか」「排卵日の何日前にタイミングを取ったか」を報告してもらい、その結果を年齢別にまとめた報告を生殖補助医療の国際的専門誌『Human Reproduction』に発表しました。(下のグラフです)
それによると、どの年齢でも、妊娠しやすい日は【排卵日の5日前から排卵日当日までの6日間】で、最も妊娠した人が多かったのは『排卵日の2日前』でした。
そのベストの日(排卵日の2日前)に夫婦生活があった場合、19~26歳の女性はなんと半数以上が妊娠しました。
ところが、その値は女性の年齢が上がるごとに確実に低下。35歳を超えた女性では、3割しか妊娠しませんでした。
35歳以上の女性は、20代前半の女性に較べると、妊孕率が半分になっています。
さらに、女性が35~39歳の場合は、男性の年齢にも影響を受けていることがわかりました。
相手が5歳以上年上、つまり40歳以上だと、それより若いパートナーがいる女性に較べて妊娠率が3分の2になってしまいました。男性の老化は女性ほど大きな変化はないのですが、女性の妊孕率がぎりぎりになってくると影響が出てくるようです。
詳しくは、私の子宝カウンセリングの中でお話させていただきますね。
≪この続きは、また明日・・・≫
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