～きみの人生が変わる～心に残るお話

公開日：2018年10月27日カテゴリー：ブログ, 素晴らしいお話

　皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２０年　宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

　今日は、朝から晩までカウンセリングで忙しい一日でした。午前中に２組のご夫婦から嬉しい妊娠のご報告をいただきました。　詳しくは、また明日ご紹介させていただきます。

　さて、今日はケーキハウスツマガリの取締役である村上隆二さんの体験談「きみの人生が変わる」をご紹介させていただきます。

　私たちは、自分の思い通りに結果が出ないときに、ついつい投げやりになったり、簡単にあきらめてしまいがちです。そんなあなたに読んでいただきたい村上さんのお話です。

ケーキハウスツマガリ取締役　村上隆二さん

昭和53年、奈良県生まれ。専門学校を卒業後、平成9年、ケーキハウスツマガリに入社。パティシエとして、日々おいしいお菓子づくりを追求する。

『きみの人生が変わる』

　私は、昔から、自分に自信がなく何事にも消極的なタイプでした。今から２２年前、入社面接の当日、案の定、私は緊張してしまい、うまく質問に答えることができませんでした。正直、〝これは受からないだろうな″と諦めていました。

　そんな中、津曲孝社長は私を一目見るなり、「自分に自信がないだろう」と私の性格を見抜いていました。そして、津曲社長から思いもよらぬ言葉をかけていただきました。

　「弊社は、病院でも学校でも変な宗教でもない。弊社に入れば変えてやる。私は君のような子を立派に育てることが使命なんだ！明日から入社するまで毎日『積極性』という言葉を百回唱えなさい！そうすれば君の人生が変わる』と。

　私は〝ここでなら自分は変われる、ここで頑張ろう″と決意し、『積極性』を唱え続けました。そこから私の人生は少しずつ変わり始めました。入社の日が近づくにつれて、今までは考えられないぐらいのやる気に満ち溢れ、入社予定日より早い、二週間前から働かせていただきました。

　洋菓子コンテストには一年目から参加をしました。やる気はあったのですが、とても不器用で、年に一回のコンテストに五回続けて挑戦しましたが、結果は出せませんでした。六回目のコンテストのときに〝今回がダメだったら、今後はコンテストに出るのをやめよう″と思っていました。そのとき社長から「取れるまで続けなさい！不器用なやつほど伸びるんだ」という励ましの言葉に勇気をいただきました。おかげで六回目の挑戦で入賞することができました。順位は低い賞でしたが、私にとっては今までいただいた、どんな賞よりもうれしく、心に残るコンテストになりました。サポートをしていただいた周りの方々も、私以上に入賞を喜んでくださり、続けて良かったと感じました。

　しばらくして津曲社長から「お前の一番の能力は、忍耐力だ。人間が成長する最大の宝は『忍耐力』だ」と教えていただきました。

　私はコンテストを通じて「感謝の気持ちと何事も続けることの大切さ」をも学んだのです。今でも津曲社長には感謝の気持ちでいっぱいです。

【心の生涯学習誌　れいろう　平成30年10月号より】

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