腸が免疫のカギを握る！

　皆さん　こんばんは！　不妊相談ひとすじ２５年　宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

 

　２月から、新型コロナウイルスの感染拡大予防ということで、私が参加するはずだったすべての勉強会が中止になっています。

　これも何かプラスにしたいと思っていたところ・・・

ひょんなことから、機械に疎い私がある体験をすることになったのです。

　それは、インターネットによるZOOMを使った勉強会です。それも、昨日は腸の勉強会が東京から、今日は子宝の勉強会が名古屋から発信されて参加させていただきました。

　本当に今の時代は、夢の時代です。

 

　さて今日は、昨日の腸の勉強会の中から、

腸が免疫のカギを握る

についてお話ししたいと思います。

 

　免疫とは、細菌やウイルスなどから体を守る仕組みのことを言います。

腸は、実は人体最大の免疫器官です。

　免疫細胞の７割が小腸に免疫細胞が集中する理由は、一つ目は栄養を吸収する場所であるということと、二つ目は病原菌などの招かざる客も来るということ。

　だから、厳重警備体制が必要なのです。

 

　小腸は一本の管（消化管）の真ん中にあります。

体に入る栄養は、小腸から体内に取り込みます。

だから小腸は、免疫の要になるのです。

 

　小腸の防御力を高めるためには、小腸の

①粘膜を強くして

②絨毛を強くして

③免疫を強くすること

が大切です。

 

　次に、大腸です。

大腸では、腸内細菌はいろいろな物質をつくります。

大腸粘膜のエネルギー源になる物質に短鎖脂肪酸があります。

短鎖脂肪酸は、便秘や下痢の改善、腸の炎症を修復をしてくれます。

また、腸内を弱酸性にするので、腐敗菌が増えにくくなり、ミネラルの吸収がアップします。

さらに、脂質代謝を良くして、免疫を調節してくれるのです。

 

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