息子がもてないのは母親のせい?
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、月刊誌「れいろう7月号」に掲載されていた黒川伊保子さんの『心の対話の始め方』の5回目(最終話)をお話させていただきます。
黒川さんは、株式会社感性リサーチの代表取締役で「妻のトリセツ」や「夫のトリセツ」の著者です。5回目のテーマは、「息子がモテないのは、母のせい?」です。
さて、ぐるっと話は戻って、母と息子の会話が弾まない話。
夫の問題解決型の対話にこれだけムカついているのに、母親は息子に、それをしてしまうのである。
理由は、日本の子育てが『目標』に満ちているからだ。ご飯をさっさと食べさせて、宿題をやらせて、風呂に入れて、翌朝、無事に送り出す… という短期目標、立派な大人にするという長期目標。いくつもの目標が、私たち母親の前に立ちはだかる。
かくして「宿題やったの?」「学校、どう?」「どうして、プリント出さないの!」という、問題解決型の対話だけで、日々が過ぎ去り、いつの間にか息子は大きくなって、家を出てしまう。
これは、実は大問題なのだ。大人になった息子と、楽しい会話ができない。さらに、息子が女性にもてにくい。
男同士の会話は、基本、問題解決型なので、男子は、母親から教わらないと共感型対話をマスターするチャンスがないのである。男の子の母たちは、心がけて、共感型対話を交わさねければならない。
というわけで、家族との「心通わす共感型対話の始め方」を以下に述べよう。女同士なら自然にやっていることなのに、なぜか家族にはしにくいので、女性も、あらためて聞いてほしい。
①相手の変化点やしてくれたことに気づいて、言葉にする
家に帰ってきた夫や息子が「そのスカート、新しいよね、似合うね」「あ、僕の好きなナスのカレーだ」「シーツ、洗っといてくれたんだね、ありがとう」と言ってくれたら、どんなにうれしいだろう。
だから、私は、息子にそうしてきた。離乳食を食べてくれたときも、「食べてくれたのね、ありがとう」と声をかけたし、息子が描いた絵ひとつにも「あー、私の好きな色だ。うれしい」と反応した。(嘘はつかない。私は彼のセンスが大好きなのだ。彼が小学校1年生の時に持ち帰った版画は、22年経った今も私の部屋のメインのインテリアだ)。おかげで息子は、共感型対話をしてくれる。
人は、基本、してもらったことしかできないのだ。
もしも、家族と心を通わす会話ができないと感じているようなら、今からでも、5W1Hの質問をぶつけたり、指図する代わりに「全部食べてくれたんだ。うれしい」「宅配便、受け取ってくれてありがとうね」「そのシャツかっこいいじゃん」と、声をかけてみよう。
②頼りにする
「シチューの味、見てくれる?」「お鍋に何入れようか」「明日のワンピース、どっちがいいかなぁ」「今、会社で、こんなことで煮詰まっててさぁ。何かアイデアない?」のように頼りにしてみる。
頼りにしすると、家族がしてくれることが増え、さらに①の手が使える。
③社会的事案への意見を聞いてみる
頼りにしていても反応がない相手には、社会的事案をテーマに意見を聞いてみるのも手。「検察人事の報道、あなたはどう思う?」とか「9月入学って、どうなのかな」とか。
(月刊誌れいろう 7月号より)
この内容を読んでいて、本当にそうだなぁと思いました。
母のせいにはしたくはないのですが、私が今まで女性にあまりもてた記憶がないのは、共感型対話をマスターするチャンスがなかったからなのか・・・(笑)などと考えるものの、もう昔には戻れませんので、あとはこれから自分の努力次第だと思っています。
私は、①の相手の変化点やしてくれたことに気づいて、言葉にする!を心がけて、『コロナショック』のおかげで家にいる時間が長くなったことをチャンスにとらえて、家族とのコミュニケーションを真剣に取り組んでいきたいと思っています。
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