分かりやすい心の話)心グセのよい人に④
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
以前に、「人は感動した時にしか心が動かない」という言葉を聞いたことがありましたが、近ごろ本当にそうだなぁと思うようになりました。
まさに字の如く、自分で感じて心が動くのですから、人から言われて強制的に動くのとは自発性が全然違うのだと思います。
今日のお話の中に、『感動』という言葉が何度も出てきますので、この感動を人生の中でどう生かしていくか・・・が、人生を豊かにしていくためのポイントになるのではないかと、そう思うのです。
ぜひ、最後までじっくりとお読みくださいませ!
モラロジー研究所 参与 望月幸義氏
昭和16年、東京生まれ。麗澤大学外国語学部イギリス語学科卒業後、外務省に勤務。東京大学文学部大学院修了。倫理学専攻。モラロジー研究所研究部基礎理論研究室長、同研究部長、麗澤大学教授などを歴任。麗澤大学名誉教授。著書に『「考え方」を変える』(モラロジー研究所)など。
人生を最高に喜ぶ心のクセをつけよう
感動は待つのではなく自分でつくるもの
また、「感動をつくる練習をする」ことも、心のクセを変える方法の一つです。あるとき、私が行っている勉強会で、参加者に紙を一枚ずつお渡しし、「感動したことを書いてください」と課題をだしたことがありました。すぐに書ける人、なかなか思い浮かばない人などそれぞれでした。
感動は、よい場面に遭遇した時に生じる感情であると考えているために、私たちはそのような場面に直面するのを待っています。感動が向こうから勝手にやってくるのを待っているのです。
しかし、感動は自分で作るものでもあります。感動は自分で作るものとすれば、対象は何でもよくなります。対象をよく見ることです。
私たちの周囲にはよく見ていないものがたくさんあります。詩人の北原白秋は「ハッと驚く」ことが大切であると述べています。芸術家、写真家、映画監督等感動の多い人から学ぶことです。
婦人解放運動家の加藤シヅエは、一日十回感動することが長生きの秘訣であると述べています。多くの人の心の働きは受動的になっており、能動的に操作できることを理解している人は少ないのですが練習によって、いつでもどこでも感動する心のクセをつけることは可能です。
感動の素晴らしいところは、それが周囲に共鳴することです。『感動の億万長者30のルール』(サンマーク出版)で、著者の平野秀則は次のように述べています。
「『感動力』は『感動する喜び』と『感動される喜び』という、双方向の幸福を実現する調和型のスキルだ。
人間は自分が表現した行為で誰かが感動したとき、最も大きな感動を味わうように創られている。誰かの喜ぶ顔を見るのは本当に嬉しいものだし、『ありがとう』と笑顔で言われた瞬間なんとも言えない元気がでる。感動を提供し、感動させてもらい、いただいた元気でさらにたくさんの『ありがとう』を生み出す」
感動する心のクセがついた人は、社会にもたくさんの喜びを流すことができる人です。「徳とは他人の心に喜びを与うることなり」(改訂『廣池千九郎語録』モラロジー研究所)とあります。その意味では、道徳とは喜び、喜ばせる技術といえるかもしれません。
≪次回に続く≫
心の生涯学習誌 れいろう10月号より
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