育ち盛りの子どもには、何を食べさせればよいのか?
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、「育ち盛りの子どもには、何を食べさせればよいのか?」について、川島四郎先生著の「食べ物さん、ありがとう」からご紹介したいと思います。
ヒトは何を食べればよいのか?の次に大切なことは、年代に応じた食べ方なのです。大人が食べているものを子供が欲しがった時に、それをそのままあげてよいのか?ということなのです。
お薬だったら、大人の風邪薬を大人の量飲ませる親はいないのに、アイスクリームは子どもが欲しがったら1個あげてしまうのです。
おもしろい内容ですので、どうぞ最後まで読んでみてくださいね!
食べ物さん、ありがとう
先生= 川島四郎(かわしましろう)
明治28年京都生まれ。陸軍経理学校卒業後、東京大学農学部に入学。食糧学、栄養学を学ぶ。日本人のための栄養学研究の泰斗。栄養と食糧関係の著書は32冊におよぶ。楼美林大学名誉教授、食糧産業研究所長。昭和61年12月没。
生徒=サトウサンペイ
昭和4年大阪生まれ。京都工業専門学校(京都工芸繊維大学)卒業。デパートの宣伝部に勤務。サラリーマン生活から漫画家に転身。著書『フジ三太郎名場面』全16冊、『夕日くん』全15冊、『スマートな日本人』『ドタンバのマナー』など。
育ち盛りの子どもには、何を食べさせればよいのか?
腕白小僧(わんぱくこぞう)の時代には小魚を丸ごと
サンペイ)さて、赤ちゃんもお乳で大きくなりました。そこで、原始人だったら・・・ と仮定するんですね。
先生)今度は地べたをハイハイするようになります。自然の中だったら、昆虫や、小虫、草や手の届く木の実などを採って食べるところです。が、まだやわらかいものしか食べられません。
文明社会だと、卵や、ミルク、柔らかく煮た野菜や、ごはん、いわゆる離乳食に時期です。
サンペイ)なるほど。それから幼、少年期になると・・・・
先生)腕白小僧で野山を駆け回って、セミや、トンボを追いかけまわし、カエルを見つけると、石を投げて殺し、川でフナや、メダカをすくって食うようになります。こういったものを食べるとなると、丸ごとということになりますから、育ち盛りの子供には、内臓や骨まで一緒に食べる全体食が大事だということが分かります。
サンペイ)一部を切り取ったタイの刺身や、牛肉や、豚肉の切り身ばかりを食べさせてちゃいかんということですか?
先生)その通りです。小なりといえでも五体そろった煮干しや、小魚を、丸ごと食べる。それも頭からしっぽまで、骨も内臓もみんな食べるのがいいのです。
食生活が乱れたのは何でもお金で買えるから
サンペイ)元気はつらつの青、壮年になると力があるからいろんな食べものを手に入れられますね
先生)ええ。大きな動物もねじ伏せられるから、肉をはじめ、何を食べてもいいわけです。
でも、バランスよくね。
サンペイ)足腰が衰え始めた老人の場合はどうなりますか?
先生)大きな動物を追いかけたり、それと取っ組んで殺したりできません。老人にはやはり、楽に手に入る卵や、貝や、海藻、野菜などが良いのです。ところが、今はお金というものがあって、これがあれば何でも買えますから、自分の力で獲れないようなビフテキなどをたくさん食べるでしょう。だから食生活が乱れ、成人病にもなるし、もっと長生きできる体を若死にさせるようなことになるのです。
サンペイ)僕なんか、自然に放り出されたら何一つ獲れないでしょう。それなのに不相応なものばかり食べてるんだからもう手遅れでしょうね。ところで、今までは主として、年に応じたたんぱく質の摂り方だったようですが、野菜などの摂り方にも違いがありますか?
先生)一つ、考えてみてください。
サンペイ)ええと、野菜やくだもの、浜辺に打ち上げられた海藻などは、誰でも採れますよね。すると、こういったものは誰でもちゃんと食べなければいけないというわけですか?
先生)その通りです。サンペイさん、合格点です!
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