卵巣年齢50歳 AMH 0.098からの自然妊娠!②
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、昨日に引き続き、現在子宝相談にお見えになられている宮崎市のKさん(40歳)の体験例をご紹介させていただきます。
なかなか妊娠しない・・・ そんな時に、不妊治療のドクターから、卵巣の年齢をある程度予想できるAMH検査(抗ミュラー管ホルモン)をしてみましょうということで、検査を受けられた結果が【0,098】だったのです。
この数値からどのようなことが予想できるかと言うと、
・27歳以下・・・5.77
・28~29歳・・・5.58
・30~31歳・・・5.23
・32~33歳・・・4.61
・34~35歳・・・3.65
・36~37歳・・・3.02
・38~39歳・・・2.40
・40~41歳・・・1.72
・42~43歳・・・1.33
・44~45歳・・・0.81
・46歳以上・・・0.53
これは、AMHの新基準の単位(ng/m)ですが、Kさんの検査の結果は46歳以上よりもかなり少ないという結果だったのです。
それで、もうダメだ!と思い、切なくなって涙が出てきたのです。
そこで私は、今までにAMHが0.1以下の方でも妊娠されている方が麗明堂では多くいらっしゃいますので、
①AMHをどう理解するか?
②これからできること!
についてお話させていただきました。
まず①のAMHをどう理解するか?についてですが、この説明については、名古屋の浅田レディースクリニックの浅田先生の書かれた本の中に分かりやすく説明されていますので、いつもこう説明しています。
AMHの検査の数値が低かったら絶対に妊娠ができないかというと、そんな事はありません。
医療関係者側にさえ、まだそこのところを誤解している人がいるのが多いようです。
たとえAMHの値がゼロだったとしても、卵子の数はゼロではありません。血中に分泌される ホルモンの値がゼロというだけで、卵子はちゃんと残っています。
ただ、「治療に利用できる卵子が残り少ないですよ」という意味です。
重要な事は、このAMHと妊娠率は関係ないという事。
「赤ちゃんが出来にくいという事は、卵巣予備能が低い」というわけではなく、なんの治療も受けずに自然妊娠した妊婦さんなどでも卵巣予備能が低い人はいます。
妊娠率に影響するのは卵の質で、たとえ残っている卵が少なくても、30代なら30代なりに、40代なら40代なりの確率で妊娠はします。
ですから、「AMHが低いから治療をしても無理」と考えるのは間違いで、「AMHが低いから残っている卵子をいかに有効に使うか。その人にとってベストな利用法を考えよう」というのが、この検査の正しい利用の仕方です。
と、Kさんにも落ち着いてこのお話をさせていただきました。
すると、Kさんも冷静に理解ができて、今からできることは何だろうか?というところに視点を向けることができたのです。
《この続きは、また明日・・・》
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