2012年７月のコラム

３ヵ月前の朝の出来事でした。
　家内から、次男が宿泊学習に行くのに酔い止めを忘れて行ったので、バスの出発前に学校まで届けて欲しいと頼まれました。学校まで車で３０分だけど、まだ１時間半あるから…と思ってＮＨＫの梅ちゃん先生をＢＳで見てから出掛けようとしたら時間が　ギリギリになってしまい、有料道路を使って急いで学校へ向かいました。
　すると、ちょうど春の交通安全運動の期間中で、休憩所過ぎのところでスピードオーバーの違反をしてしまいました。急いでいたとはいえ、３０ｋｍの超過という事で免許停止という事になり、翌月に　生まれて初めて裁判所に呼び出されて罰金を支払い、免許センターで初めて違反者講習を一日受けました。
　落ち込んで受けに行った講習でしたが、そのお話の中で「あなた方は、たまたま運悪く捕まってしまったとお思いかもしれませんが、運転の癖に気付いてそれを直さない事には、また同じ運転を繰り返し、そのうちに取り返しのつかない大きな事故へと繋がるのですよ。又、一緒にお子さんやお孫さんを乗せて運転されている方は、今のあなた方の運転が見本となって子どもさんに運転癖が付きますので、免許を取ってから気をつけなさいといくら注意してもなかなか直らないのですよ」という言葉にハッとして、今まで時間に余裕を持って出発していなかった自分に反省しました。
　心遣いが変われば行いが変わり、それが習慣を変え、運命を変え、人生をも変えると言われますが、子どもの将来の為にも、どんな時も心してハンドルを持ちたいと心に誓いました。