相手の幸せを祈る思いやりの心で・・・
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、お店がお休みで一日中、家の片付けやお庭の手入れをしていましたので、家族以外とは誰とも会いませんでしたが、誰とも挨拶をしない一日でした。
明日は、お客さんとお店かお電話でお話したり、挨拶ができることが待ち遠しくなりました。
そこで、一昨日に続いて、月刊誌『ニューモラル 608号』(令和2年4月号)の中の「挨拶の力」からご紹介させていただきます。
例えば、朝の出会い頭に「おはよう」と声をかけ合うのは、すがすがしいものです。
しかしその言葉自体は、内心「朝から嫌な人に会ってしまったな。それでも知らん顔するわけにもいかないし、まあ仕方がないか」と思いながらでも、口にすることはできるのです。お互いの心の扉を開き、よりよい人間関係を築いていける挨拶とは、もちろん「今日も一日お元気で」という温かい心がこもった挨拶でしょう。
挨拶とは本来、その相手の存在を認め、さらには尊重する気持ちがあればこそ、声をかけるものでしょう。挨拶そのものが「相手を尊重し、敬愛の心を示す行為」なのです。日ごろの挨拶に相手を思いやる心づかいが添えられているかどうか、振り返ってみる必要があります。
≪中略≫
中国古典の『易経』の「善積まざれば、もって名を成すに足らず。悪積まざれば、もって身を滅ぼすに足らず」とあります。私たちの人生上に起こってくる大きな出来事は、よいことも悪いことも含めて一朝一夕になったものではなく、長い年月を経て小さな善事や小さな悪事が積み重なった結果であるということです。
私たちは、挨拶をはじめとする日常の小さな行為については、あまり注意を払わずにいることも少なくないのではないでしょうか。しかし、そうした一つ一つの行為に込めるささやかな心づかいが、私たちの人柄をつくり、日々かかわる人たちとの人間関係に変化をもたらして、お互いの人生を築いていくもとになるのです。
「その行為が直接的に相手の役に立った」
というわけではなかったとしても、そこに込められた思いやりの心は、自然と相手に伝わっていきます。こうして相手の心の扉が開かれたとき、自分自身も喜びを味わうことになるのではないでしょうか。それはまた、自分の中にある不安や不満を薄れさせることにもなるでしょう。
こうして一人ひとりの心に安心が広がり、円満な人間関係が広がっていくことは、明るく住みよい社会を築いていくうえでも大切なことではないでしょうか。
毎日、何気なくしている挨拶一つの行為にも、込める心づかいによって人柄が作られ、人間関係に変化をもたらして、お互いの人生を築いていくもとになる・・・ というところに、【思いやりの心を伝える奥深さ】を改めて感じました。
今日は、コロナのおかげで時間が取れて、読んだ本の中から大きなヒントをいただきました。
これからも空いた時間を有意義に使い、自分の成長に役立てていきたいと思います。
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