母を憶う 「皆のおかげ、1人と違うで!」
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、連休明けの月曜日。
皆さん、久しぶりのお仕事はお疲れがなかったでしょうか?
春は、季節の変わり目で、夏に向かうための体力がかなり必要になりますので、「体がだるいなぁ」と思ったら、早めにお休みくださいね。
さて、今週末の日曜日は、『母の日』ですね!
そこで今日は、昨日に引き続き月刊誌『れいろう』から、母にまつわる素敵なお話をご紹介させていただきます。
私が幼稚園生のころ、母は玩具店を開きました。子供と関わる仕事がしたかったようでした。私が生まれる前、小学校教員として働いていたのも、そういう思いがあったからでしょう。
しかし、店の経営は決して順風満帆とはいかなかったようです。
問屋さんから、あまり売れない商品をたくさん買わされたり、仕入れの支払いにも困ったりしたようでした。
しかし、母の営む玩具店は少しずつ地域の人々に愛される店になっていきました。多くの皆さんに支えられたおかげであると、母はよく言っていました。
店舗の経営をしながら家事もこなしていた母に休む日はありませんでしたが、わが子へまなざしを向けることは忘れませんでした。
私が思春期を迎えたころ、母と口論をすることがありました。あるとき、怒りに任せて、
「お母ちゃんには関係ない!」
と言いました。すると、それまでは私の言葉をだまって聞いていた母が、血相を変えてこう言いました。
「『関係ない』とはなんてことを言うんだ。自分1人で生きているつもりか。お前は、多くの人のお世話になり、支えられて生きているだろう。そんなことも忘れて、『関係ない』とはなんてことを言うんだ。その言葉だけは許せれへん」
私は、母の言葉に言い返すことができず、自分の部屋に逃げ込みました。
多くの人に支えられているからこそ続けることができている玩具店。私の身勝手な思いが許せなかったのでしょう。
それから歩み続ける人生の中で、このことは折に触れ、私自身を振り返らせてくれます。
悲しみや挫折に心奪われそうになったとき、
「お前の周りを見てごらん。1人と違うで。支え、助けてくれる皆さんがいてくださるで」。
喜びに有頂天になりそうなとき、
「皆のお陰だで。お前が1人でやったのと違うで」。
そう諭す母の声が聞こえてきます。
私も、二代目として麗明堂の跡を継いだばかりの20代のころ、父から同じようなことを言われたことがありました。
「お前は、自分一人で薬剤師になれたと思っているが、そうではないんだ。お前が小さいころから、地域の皆さんが麗明堂を利用してくださったお陰で、お前は大学に行くことができたんだ。だから、地元の人たちや周りの方への感謝を忘れてはいけない。」
それまで、自分の力で大きくなったと勘違いしていた私に、父はそう諭してくれました。
今では、その時にそう言ってくれた父に心から感謝しています。
麗明堂の子宝専用HPは
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