心の扉を開く「挨拶」の力
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
緊急事態宣言が発令されて「人との接触を8割減らす!」ことを行う中で、私も含め皆さんもきっと減っているのではないかと思われる【挨拶】について、今日はお話したいと思います。
私は挨拶は、『人と人との潤滑油』と思っていて、相手の方や周りの人との人間関係をスムーズにするために行うものと思っています。中には、周りに人が居なくても、自分で自分に向かって挨拶する方や、物や植物にまで挨拶される素敵な方もいらっしゃいますが、一般には人と人との心の言葉のふれあいとして使われています。
もちろん、心のふれあいには、眼差しや笑顔、動作などもありますが、言葉によるふれあいの最初の一歩が【挨拶】です。
月刊誌『ニューモラル 608号』(令和2年4月号)の中に、「挨拶の力」について書かれていましたので、ご紹介させていただきます。
挨拶とは、もともと禅の言葉でした。
挨拶の『挨』には、「押し開く」という意味があり、『拶』は、「迫ること」を意味します。師匠が弟子に問答を迫って悟りを試す、あるいは修行をしている人同士が問答を繰り返して切磋琢磨するというのが、本来の意味であったようです。
これが転じて「人に近づき、心を開く際の言葉や動作」を示すようになりました。代表的なものとしては「おはよう」や「こんにちは」をはじめとする言葉の数々、また、動作ではお辞儀や会釈などが挙げられるでしょう。
そこには儀礼的な意味もありますが、一般には友好の意思や親愛の情がこもったものと受け止められています。つまり、挨拶とは自ら胸襟を開き、相手の懐に飛び込んでいくことに通じるのです。
初対面の人を前にしたとき、また気心の知れた人がいない場所では、私たちはつい身構えてしまうものです。そんな時にかけられた挨拶のひと言で緊張が解け、心が温まったというのは、多くの人が経験していることではないでしょうか。挨拶には、固く閉ざされた心の扉をも押し開いていく不思議な力があるようです。
いま、人と人との接触を減らして過ごす中で、人と直接会って挨拶をする機会が少なくなっているのではないでしょうか?しかし、今は電話やメールやSNS、そしてフェイスタイムやZoomなど、直接会えなくても挨拶ができるツールが発達しています。
現代の利器を使いながら、心の扉を開く挨拶をされてみてはいかがでしょうか?
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