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卒乳のお話

公開日:2020年07月16日 カテゴリー:ためになるお話, ブログ, 昔からの言い伝え

 皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ25年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。

 

 今日は、朝一番のUさんとのカウンセリングで、卒乳の方法について何かいい方法はないでしょうか?とのご質問がありましたので、私の書棚にある山西みな子著の「母乳で育てるコツ」の卒乳についての部分を読ませていただきました。

 卒乳の際に、参考になることがあるかと思いますので、ご紹介させていただきます。

 「どうぞ どうぞといいながら 別れさせる」

  子どもに母乳をもう飲ませないようにするのが卒乳です。

大切なのは、「もう飲んではダメ」という意地悪いやめ方を絶対にしないことです。できることなら、手技治療を受け、より味のよい母乳を与えた後で卒乳するのがよいでしょう。

 卒乳は、母の乳房にかわいらしい絵を描いて、そっと見せるだけでよいのです。乳房に絵を描くのは、群馬県の利根地方の山村でも昔から行われてきていました。明治生まれの母たちは、そのやめ方がどれほど自然でやさしい方法か、地域の別を越えて知恵として実践していたことが分かります。描くときの材料は、よく口内炎のときに塗る「ピオクタニン」という濃い紫色の薬です。これを綿棒にしめらせて、図のように描きます。

 今の今まで、よろこんで母乳を飲み続けていても、飲み終わったとき、この絵を描いてみせます。

「ねえ、おっぱい飲んで。どうぞ、さあ、おいしいおっぱいよ。どうぞ」

と言います。

 すると、子どもはたいへん驚きます。ケラケラ笑う子もいます。不思議なものを見る面持ちでそっと乳頭を引っぱり、ときにはそっと口をよせてきます。今までの乳飲み行動では見せたことがないしぐさで乳房をなでてみたりします。

「こんなことしたことがない」

とお母さんを驚かせます。

 そして、「ないないね!」「バイバイ」と促してやると、子どもは、そっと母の下着をかぶせて見えないようにしながら、「バイバイ」と自分からいいます。

 それは、あたかも母乳育児というお芝居の最後の幕引きの場面であるかのようです。それきり

「さあ、おっぱいどうぞ」

といっても、もう二度と、絶対に飲みつこうとはしないのです。

「どうして飲まないの・・・」

と絶句して、涙を流す母たちを見つめ、わたしは自然の大きな力に感嘆してしまいます。

 これで、

「ハイ卒業おめでとうございました」

というのです。子どもたちは、そのあとしばらく経つと、「ちょっと見せて」というそぶりで、母の下着の首の方からのぞき込んだり、下からめくり上げようとしたりします。そのつど「ハイどうぞ」と見せてやります。

「ないないね」

と、子どもたちは自分から何度もお別れをします。夜になって、いつもの授乳時間が来て「おっぱい」といったら、「ハイどうぞ」と灯りをつけて、明るいところでハッキリ見せてあげます。しかし、もう飲みつこうとしないものなのです。

 


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