「ありがとう」と言ってもらえないときの受け止め方
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
人に良いことをしたつもりだったのに、思い通りの反応が返ってこなかったときに、どう受け止めて乗り越えていくか・・・
「善かれ…」と思って、よく考えずに行動を起こしてしまう私には、よくあることです。
そこで、興味をもって長谷さんの記事を読みながら、熟慮して行動していない自分を反省しながら、そのような時の考え方と受け止め方を学びましたので、ご紹介したいと思います。
勇気のしずく代表
心理カウンセラー・看護師・保育士 長谷静香さん
昭和47年、福岡県生まれ。茨城県在住。3児の母。大学病院に10年間勤務。退職後、ベビーサイン講師として活躍中、子育てに悩みアドラー心理学に出会う。潜在意識なども学び、勇気づけ親子心理学講師として、個人向け講座、医療・行政・教育機関・企業向けの研修・講演を全国で開催。著書に『看護師のためのアドラー流子育て・自分育て』(日本医療企画)などがある。
恩送りを循環させよう!
感謝の思いを常に感じ、誰かの役に立つことをしても、ありがとうと言ってもらえない。見返りや恩返しを期待しているわけではないけれど、報われない。このような残念な気持ちになることもあるかもしれません。
そのような時は、恩返しではなく、「恩送り」と言う言葉を思い出してほしいのです。
あなたが誰かにしてあげたことに対する反応は、直接あなたに返ってこないかもしれません。あなたと相手だけのやり取りだと、その感謝の輪は完結してしまいますが、それが恩送りとして、あなたが相手に貢献して、その相手がまた誰かに貢献して、その相手がまた誰かに貢献して…という流れになると、この流れはエンドレス。他者から親切にしてもらった恩を直接その人に返すのではなく、別の人に返すと感謝と貢献の循環が起きていくのです。
心の生涯学習誌 2020年れいろう4月号より
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