高齢期 … 年齢に合った食べ方を始めましょう ~70代・80代・90代~
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、年齢に合った食べ方を始めましょう!の最終回。
高齢期(70代・80代・90代)の食べ方をご紹介したいと思います。
今回の70代・80代・90代は、多分毎日このブログをご覧の皆様には少ないかもしれませんが、皆さんの大切な方々のことやご自身の将来のために・・・と思ってイメージしていただくとお役に立てることと思います。
この本を書かれた方は、藤田紘一郎さん(東京医科歯科大学名誉教授) ≫です。
70代 ・・・マイペースに「生涯現役」を志す
人は誰もが100歳生きられる寿命を持って生まれてきていることを考えると、75歳などまだまだヤングボーイの領域です。
私は本書の中でたびたび「生涯現役」と言ってきました。生涯現役とは、仕事を続けることばかりではありません。世間では70代は「高齢者」と呼ばれる領域に入っていますが、せれは世間が勝手に言っているだけの事。世の中の仕組みを最も熟知し、経験にもとづく開けた視野で物事をとらえられる70代こそ、最高に脂がのってる世代なのです。
その特性を活かし社会にどんどん出て、人のために役立てるよう働くことこそ、私のいう生涯現役です。
あるいは、大好きな趣味に没頭するのも生涯現役の一つの形です。ただし、無理は禁物!
「疲れているね」と人から指摘されるようでは、心身共に疲労感が溜まってきている証です。
どんなに好きなことでも、やりすぎれば疲れのもとにもなります。翌日に疲れを残さない程度のスローペースであっても、社会に貢献できるのが人生の熟練者である70代のなせるワザなのでしょう
80代・・・気の合う人との食事が寿命を延ばす
2017年に亡くられた聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生は、100歳を超えてもなお現役で医者の仕事を続けておられたことで有名です。
あの元気さの源は、どこにあったのでしょうか。最大の要因は「免疫力を高めることをする」ということだったようです。
日野原先生も、週2回はステーキを食べておられました。その時には、美しい女性たちをお連れになり、お洒落なレストランで食事を楽しまれていました。食事は栄養を得るためだけのものではないのです。
ときには、お洒落なレストランへ出かけ、食事を楽しみましょう。気の合う仲間と出かけられれば、なおよいでしょう。月に一回でも二回でもよいので、おいしく楽しく談笑しながら食事をすることが、心の栄養にも、免疫の栄養にもなります。
日野原先生は免疫を高める方法として「いつも笑顔でいることも大事」と述べています。「笑い」は、免疫を活性化する最良の飛躍となるのです。
また、「もう、年だから」とご自身をおじいちゃん、おばあちゃん扱いしないことも大事です。
90歳以降 ・・今後ますます元気でいるために
「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間であるか言いあててみよう」
これは、フランスの美食家ブリア=サヴァラン(1755~1826)の言葉です。90歳を超えてなお、お元気なあなたは、日々、楽しさや優しさに包まれた素敵な食卓を積み上げてこられたのでしょう。
人は、誰もが100歳の寿命を持って生まれてきています。「寿命の回数券」と呼ばれるテロメア
(人の寿命を決めている染色体の一部)を、上手に使うことができれば、人は125歳まで生きられます。
あなたは「寿命の回数券の使い方がとてもお上手なのでしょう。
ですから、そのままの食生活を続けていってください。医師や栄養士などに「コレステロール値が高いですね」「血圧が高いですね」と言われても、無理に節制する必要はありません。大事なのは、検査で現れる数値を見て健康管理することではなく、ご自身の体調に心を寄せて健康管理することです。
今後ますますお元気でいるためには、水にこだわった生活をしてみて下さい。高齢者の大半は便秘に悩まされますが、天然の硬水を飲めば効果はテキメンですよ。
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