病気を治すコツ NO.2
公開日:2002年08月25日
カテゴリー:薬や病気の話
前回、咳が2ヵ月止まらず、病院に行って検査しても原因がわからずこれはもう不治の病にかかってしまった。と言って相談に来られた男性の方が、「あれほど悩んでいた咳が止まりました。漢方ってあまり効かないものと思っていたのに抗生物質より効くなんてビックリしました」とわざわざ報告に来られました。
『良かったですね…私たち人間には自分で治そうとする力がもともとあって(自然治癒力)その力を充分に引き出してあげただけなんですよ。今までコレデモカコレデモカ!!と体にむち打ってきた訳ですから、自然治癒力が落ちてきている時は、返って体を可愛がってあげた方が今回のように体は喜ぶのでしょうね...』と説明すると、今度から体の調子が悪いときは単に症状を抑えるのではなく、何が原因で悪いのかを尋ねに来ます。と言って帰られました。
病気をした時は、一時抑えの薬を飲んで→症状が出ないから…といって安心するのではなく≪自分の体は自分で努力して治す≫という考えのもとに、養生を行ない(分からない時はお尋ねください)、体質に合った自然薬で自分の自然治癒力を出してあげれば殆んどの病気は快方に向かいます。
この男性の方も、これで自分の病気を治すコツを覚えていただけたと思います。
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