不妊と関連があるプロラクチンは、脂肪細胞のマクロファージからも産生される!
皆さん こんばんは! 子宝相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、名古屋での子宝の勉強会で学んだことについてご報告させていただきます。
不妊治療をされている方は、医療機関での検査で耳にしたことがあると思うホルモンの名前『プロラクチン』。元来、産後に赤ちゃんに母乳を与えるときに分泌される“催乳ホルモン”なのですが、ホルモンのバランスが崩れることにより産後以外にも分泌することがあり、排卵を起こさないようにさせることから、排卵障害として不妊症の原因の一つに挙げられています。
医療機関では不妊治療の一つとして、プロラクチンが高値の場合は投薬を行いますが、私たちはその原因を探りつつ、自分で気をつけていくことができる『母体の体づくり』から応援しています。
そこで、今回学んだことは、Hum Reprod (デンマーク) による論文に、このように書かれています。
「プロラクチンは、下垂体から産生されるだけではなく、炎症が生じた時や血糖が増加した際に、脂肪細胞のマクロファージからも産生される。また、プロラクチンの高値(高プロラクチン)は、白血球増加や自己免疫疾患との関連が報告されている。」
私も今までは、高プロラクチン血症と医療機関で診断された方は、ストレスやその他の原因により、ホルモンのバランスが崩れているという観点から養生の指導をしてきましたが、その他に炎症と、ここでも血糖が高いこと(高血糖)にも関連が深いことに驚きました。
先日、不妊雑誌『ジネコ』の私への質問にもこう答えましたが… 基本は身近な毎日の食生活にあるような気がします。
「不妊と食生活について、若い方はあまり関連性を感じないのか?不妊治療は積極的に行っても、自分の毎日の食生活においては、あまり目を向けない方が多いように感じます。不妊治療のなかったおじいちゃんやおばあちゃんの時代に子だくさんだったことを考えると、他にもいろいろな要因があるにしても、和食、粗食、少食といった食生活を見習うことはとても大切なような気がします。」
子だくさんだった『おじいちゃん、おばあちゃんたち』を見習ってみてはいかがでしょうか?
私が今月パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、、『ふくらはぎを鍛えて血行を良くする』ことについてお話しています。よかったらお聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
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