深イイ話 「まごころ」の力 ②
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
朝夕は肌寒くなりましたがお元気にお過ごしでしょうか?気温差が激しく、体調を乱しやすい時期ですので、風邪などひかれませぬようお体にはご自愛くださいませ。
「心」は目に見えないけれど・・・
私たちの言葉や行動は、目に見えない心から生まれてきます。
わがままな心を持っていれば、その言動は自分勝手なものになるでしょう。思いやりに満ちた「まごころ」を持っていれば、その言動は自然と相手の気持ちに配慮したものになるでしょう。それらの心は言葉となり、行動となって、周囲の人たちに伝わっていきます。
その影響は、もしかしたら私たちが考えるよりもずっと大きく、広い範囲にわたっているのかもしれません。それは私たちの日々の暮らしが、直接的に接する人ばかりではなく、広い社会の中で生きる様々な人たちとつながっているものだからです。
同じように影響を与えるのなら、冷たさではなく、周囲にぬくもりを伝えていくことができる「まごころ」を、より多く発揮していきたいものです。今回はそうした「まごころ」の持つ力について、歴史上の逸話を通して考えてみたいと思います。
われわれは恩を忘れない
大正11年、孤児たちの帰国を受けて、その救済のために奔走したポーランド人組織の副会長から、次のような感謝の手紙が送られています。
~日本人は、我がポーランドとは全く縁故の遠い異人種である。日本は、我がポーランドの児童にかくも深く同情を寄せ、心より憐憫(れんびん)の情を表してくれたことを、われわれポーランド人は肝に銘じてその恩を忘れることはない。
我々の児童たちをしばしば見舞いに来てくれた裕福な日本人の子供が、孤児たちの服装の惨めなのを見て、自分の着ていた最もきれいな衣服を脱いで与えようとしたり、髪に結ったリボン、櫛、飾り帯、さては指輪までも自ら取ってポーランドの子供たちに与えようとした。こんなことは一度や二度ではない。
ポーランド国民もまた高尚な国民であるがゆえに、我々はいつまでも恩を忘れない国民であることを日本人に告げたい。・・・ここに、ポーランド国民は日本に対し、最も深い尊敬、最も深い感恩、最も温かき友情、愛情を持っていることをお伝えしたい~
このポーランドの人々の思いは、時を超えて現代の日本に返ってくるのです。
平成7年(1995)の阪神・淡路大震災発生後、日本の子供たち数十人が夏休みにポーランドを訪れました。被災した子供を励ましたいという、ポーランドの人たちの招待によるものです。子供たちが日本へ帰国する前には、かつてシベリアから救出された元孤児の方々が高齢をおして駆け付け、バラの花を一輪ずつ手渡して激励したそうです。
≪続きはまた次回に≫
ニューモラル平成31年4月号より
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