「来たときよりも美しく」心に残る話 ベストセレクション
皆さん おはようございます。 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
3日間にわたってご紹介してきました心に残る話 ベストセレクションの最終話。
今日は、「来たときよりも美しく」です。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
何げなく過ぎていく日々の中に、心が温まったり、感動して心が揺れ動いた瞬間はありませんか?そういう瞬間は「記憶」ではなく「心」に残っていくものです。
これからご紹介するお話は、モラロジー研究所発行の月刊誌『れいろう』に掲載された『心に残る話』です。
「来たときよりも美しく」 「れいろう」誌 平成26年3月号掲載
小学生のころ、遠足などに行った先で、変える時間になると先生からこう言われました。
「来たときよりも美しく」
その言葉を合図に、子どもたちで一斉に清掃を始めます。
人生の約半分と言われている40歳を過ぎたころ、この言葉の重みを再認識するようになりました。
僕たちは、僕たちではない誰かがつくってくれた世の中に生まれて、今日まで幸せな人生を送ってきました。そして、今は僕たちが世の中をつくっている側になっています。そう考えると、生きている間に住まわせて頂いているわけですから「来たときよりも美しく」して去るのが僕たちが最低限しなければならないことだと思うのです。
子供達にとって、そういう「利他的」な生き方には、堅苦しさや不自由さを感じるかもしれませんが、そういう生き方にこそ人生の本当の幸せがあるということもしっかり伝えてあげたいものです。
例えば、多くの人にとって「働く」ということは自分の人生の時間をお金に換えることを意味します。でも「働く」という行為は、自分ができることで他人を喜ばせることでしかありません。その報酬の一つとして「お金」があります。
働くことが時間をお金に換えることだとすれば、換金できる時間は有限です。しかし、誰かを喜ばせることであれば、考え方次第で無限に広がります。お金に変える時間を十倍に増やすことはできないかもしれませんが、幸せにする人の数を十倍にする方法はたくさん思いつくかもしれません。
子供たちにそんな話をすると、前者のような考え方では、将来に重苦しさを、後者なら将来には無限に広がる可能性を感じるようです。
そうやって、自分にできることで、誰かに喜んでもらえることを続けている先に「使命」と出会う瞬間がやってきます。「自分はこれをやるために生まれてきたんだ」と自分で確信が持てる瞬間です。生まれてきた目的を自分で確信できる人生は幸せです。
すべての子供たちに、そんな幸せな人生を送ってもらいたい。
心からそう思います。
と、その前にまずは自分からですね。
「来たときよりも美しく」
僕たちが生まれたときよりも、未来に希望や可能性の多い世の中にして行ってあげたいと思っています。
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