いま、子育てに必要なこと①
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、日本各地で雪が積もるなど、寒い一日でしたね。
近ごろは、ニュースや新聞で育児が大変な話題を多く目にします。夫婦共働きで、預けるところも不足しているので、子育てにもしわ寄せがきているように思います。
今日と明日は、アナウンサーであり、ファミリー・フォーラム・ジャパン副代表の金子耕弐さんの「いま、子育てに必要なこと」についてご紹介させていただきます。
子どもに愛を伝えるには
私達は、人のために生きようとするときに力が出ます。そういう時に私たちは、やりがいや生きがい、ひいては幸せを感じるように出来ているんです。そしてそのような気持ちが子供を育てる時、愛という形になって伝わっていくのです。
イエス・キリストは聖書の中で「人がその友のためにいのちを捨てる以上の愛はありません」と言われています。家族や友人、自分以外の他人のために命さえも厭(いと)まず捨てる、これ以上の愛はありません。自分の利益や幸せを考えずそのような覚悟を持っているなら子供は愛を感じるでしょう。
では、どうやって子供たちに愛を伝えたらいいでしょうか。子育てに大切な柱があるとすると、一番目の柱は愛情です。ただ、今は愛情がとても伝わりにくい時代になっています。愛を伝えるために工夫や努力をしたり、犠牲を払う必要があるのではないでしょうか。
二番目の柱は、時間と感動の共有です。子どもと時間を掛けて関わりながら、感動を共有すること。
日常生活の中で、食事の時に、「おいしいね」と言うと「おいしいね」とオウム返しをする。これが『時間と感動の共有』です。美しい景色を見て、『綺麗だね』と言い合うときも同じです。人は感動を自分だけに留めておけずに、一緒に感動したいのです。
ところが日本では、子ども達が親とそのような経験をする機会が大変少ないことが分かっています。
ユニセフでは2年に一度調査をして、世界でどの国の子供達が一番幸せを感じているかという、幸せ度ランキングを出します。すると、日本と韓国は最下位で、北欧の国、オランダ、スウェーデン、フィンランドが常にトップです。これらの国の子供達が幸せと感じている理由は「お父さん、お母さんがいつも一緒に遊んでくれ、色んな所へ連れて行ってくれる、話を聞いてくれ、勉強も教えてくれる」と。親が自分の時間を犠牲にし、他の大事なことよりも子供を優先してくれる。だから子供たちが幸せに感じ、愛されていると感じる。その中で、体も心も健全に成長していけるんです。
最近、放任主義の子育てが、世界中で流行しています。子供たちは生まれながらにして、みんなそれぞれ違ったユニークな存在で、それを個性と呼び、なるべく100%に近い形に伸ばしてあげたい。その為には、親や学校の先生が口を出さず、伸び伸びと子供たちのやりたいようにさせる。叱らないで褒める。多少悪いことをしても、受け入れる。その子にはそれをするだけの動機があるはずだから見守ってあげよう。そうすればやがて子供たちは立派に成長し、自分らしい花を咲かせるから放っておきなさい、という子育てです。
子供の個性を尊重し、伸ばしてあげるのは素晴らしいけれど、放っておくことではありません。放っておくのはとても危険で無責任だし、その子の才能が伸びるどころか、せっかくの能力が花開かず萎れてしまうかもしれないのです。今の時代、豊かで、あまりにも便利になった。
子供たちはお手伝いも何もしないで、勉強もある程度していれば、自分の部屋で過ごして、親との接点が少ない。冷暖房完備で、そこにはパソコンやゲーム機やテレビさえある。また、電子レンジがあるために、家族バラバラでも食事ができるようになってしまい、時間も感動も共有できなくなってしまった。
昔はストーブや石炭など暖房器具は一つしかなく、寒い冬はみんな集まって、楽しい団欒の時間がありました。子供は家族の一員としてお手伝いしたり、一緒に汗を流し働いたりする中で、時間と感動や辛さも一緒に経験し、人の役に立つこと、喜ばれることも教わっていったのです。
≪続きはまた明日≫
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