2020年11月 コラム
先日、イエローハット会長の鍵山秀三郎さんの著書『一日一話』を読んでいてハッとした内容がありましたので、ご紹介させて頂きます。
そのテーマは、【丁寧な生き方】です。(以下は、本文です)
丁寧な生き方をする人を、消極的で弱い人だと勘違いしている人がおります。
それは、大きな誤解です。丁寧な生き方こそ、積極的で強い意志がなければでき得ないことです。
事実、丁寧にやろうとすればするほど、時間も手間も必要とします。
そのうえ、忍耐と工夫がなければできることではありません。丁寧な生き方は強固な精神力を育みます。
はじめに文章を読んだ時に、なるほど… と思いましたが、あとで、ハッとしました。私は『丁寧』と聞いたときに、積極的なイメージが出てきませんでしたので、丁寧の反対の言葉を調べてみると、「いい加減」や「ぞんざい」という言葉が書かれていましたので、丁寧でない行動をとってしまった場合は「一貫性がなく、嘘やごまかしが多い」と思われてしまうことがあることにドキッとしたのです。
『丁寧』を調べてみると、「相手の立場や気持ちを考えて、心のこもった対応をする様子」と書かれていましたので、自分の品性を高め、人間関係をより良くしていくためにも『丁寧』を心がけようと思います。
以前に、心理学を学ぶ中で、「自分の心を丁寧に扱いましょう!」という言葉を聞いたときに、とても心地の良いあたたかい気持ちになりました。「すべてのことを丁寧に扱える」そんな自分を目指したいと思います。
とても大きな学びをいただいた一日一話のお話でした。