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特集)命をつなぐ②「命は自分のものではない」

公開日:2018年09月27日 カテゴリー:ブログ, 素晴らしいお話

 皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。

 今日は、昨日に続いて、宮田修さんのお話『命をつなぐ』の第二話をご紹介させていただきます。

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Vol.34  No.392 発行◎生命尊重センター

元NHKアナウンサー 千葉熊野神社宮司 宮田 修さん

千葉県富里市生まれ。
昭和45年、埼玉大学卒業後、NHKに入局。全国各地の放送局に勤務。
大阪放送局で阪神・淡路大震災に遭い、第一報を伝えたことで知られる。地震発生当日はお茶で喉を潤しながら放送すること13時間超に及び、その後刻々と深刻度を増す被災状況を伝え続けた。その後、NHKの看板ニュース番組である「ニュース7」を4年間にわたって担当。神職資格は通信教育で修得し、平成15年から千葉県長南町の熊野神社など32の神社の宮司を務める。

命を守る活動に出会って

 数年前、『生命尊重ニュース』のインタビューの際、皆さんの活動が命を大切にする日本人の伝統的な考え方、神道の命に対する考え方とイコールだと感じました。そこで、「活動を応援しましょう」と言ったことから、生命尊重センターの仲間になって、全国各地でお話をさせていただいています。現在、この日本で毎日500人の小さな命が中絶によって失われ、一年間では届け出があっただけで17万6千人。戦後失われた数を合計すると7,600万人にもなります。

 少子高齢化は日本の大きな問題で、去年一年間に生まれた赤ちゃんが100万人を下回りました。私が生まれた昭和22年には、年間270万人の赤ちゃんが生まれています。このままだと日本も先細りです。その裏側で年間17万6千人の命が失われている。これは大変なことだと思います。

 もう一つのきっかけは、近畿ブロックの研修会の公演に行ったとき、阪神淡路大震災の被災者である女性にお会いしました。私はNHK時代、阪神淡路大震災の第一報を全国に伝えたアナウンサーですから、特別な思いがあります。彼女はその時お腹に赤ちゃんがいた。被災している中で、中絶を考えていた時に生命尊重センターの方々の支援と励ましによって、無事に赤ちゃんを産むことができたのです。彼女は研修会で、その時産んだ子が二十歳になった喜びを報告してくれました。私は、母親が亡くなった時も泣かなかったけれど、その時は良かったねと思わず涙が出ました。

 あの大震災の中で、風前の灯だった小さな命が、いまでは二十歳の立派な若者に育っている。そのように、産まれた赤ちゃんの命がどんどんつながっていく。私はその体験を直接聞いて、この活動は精一杯応援していこう、と心に決めたんです。

命は自分のものではない

 神主になるためには、日本人の伝統的なものの考え方を勉強します。仏教ならお経、キリスト教なら聖書、イスラム教ならコーランという経典がありますが、神道には経典がありません。そこで、古事記や日本書紀などの日本の歴史書、万葉集(歌集)等から、日本人の伝統的な物の考え方を汲み取って学ぶのです。

 日本人は、命について伝統的にどう考えてきたのでしょうか。これは、戦前と戦後で考え方が全く違ってきます。皆さんは、自分の命は自分のものだと思っています。でも、戦前の日本人は、自分の命を自分のものだと思っていなかったのです。それを知った時、私はとてもショックでした。私が今生きているのは、両親が8人も子供を産んで、戦後のどん底の状況の中で9人目の私に命をつないてくれたからです。一つの命に両親、祖父母で8人、その前に16人、32人、64人…。遡って数えていくと天文学的な数の命が繋がって、今ここに生きている。それは奇跡と言ってもいい出来事なんです。命は、ご先祖から両親を通じて自分に伝えられ、その命は子供や孫を通じて子孫に伝えるもの、そのように日本人は考えてきました。だから、命というのはご先祖様から両親を通じて、今お預かりしているものです。自分のものではありません。この考え方を、戦後の日本人は捨ててしまったのです。

 日本人は、元々〝一つの命が宿る″ことに、とても価値を置いてきた民族です。平成25年、伊勢神宮で式年遷宮(しきねんせんぐう)がありました。式年遷宮というのは、20年に一回隣の土地に全く同じ大きさのお社を建て替えて、神様にお引越しして頂くというものです。また20年経つと、逆側の土地にお社を建てて神様にお引越しして頂く。これは、奈良時代以前から1300年もの長い間続いている歴史的な行事です。

 これは、お社を新しくすることによって、神様が蘇ると考えているのです。春先に、小枝から黄緑色の葉っぱが出ます。その新緑の葉っぱのいのちの瑞々しさに、日本人は無限の力を感じてきた。同じように、神様に新しいお社に入って頂いて、その神様の力がぐんと伸びて、私達を守ってくださるという考えです。日本人は伝統的に、新しく芽生えたものに価値を置く民族で、それを1300年ずっと続けてきたのです。

 神道の祝詞に「うみのこのやそつづき いかしやぐはえのごとく たちさかえしめたまへと」というのがあります。祝詞は大和言葉なんです。「うみのこ」は「産んだ子」、つまり子孫が、「やそつづき」長く続いて、「いかしやぐはえのごとく」立派な木の枝みたいに、「たちさかえ」繁栄してください、とお願いしている祝詞です。日本人はそのように、子孫が繁栄することを非常に大事にしてきたのです。

≪この続き、最終話はまた後日!≫ 

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