歴史を学び 未来につなげる③ 河合 敦さん
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
先週から梅雨入りしましたが、お天気の良い週末でしたね!
皆さんは、どのような週末でしたか?
私は、今日も朝から一日中、カウンセリングで、充実した一日でした。
さて今日は、『歴史を学び 未来につなげる』の最終回です。
NHKの大河ドラマに登場する歴史上の人たちのお話も出てきますよ!
歴史家・作家
河合 敦さん
昭和40年(1965)、東京生まれ。青山学院大学文学部史学科を卒業、早稲田大学大学院博士課程満期退学。平成元年から都内の養護学校や高校に勤務のかたわら、作家として活動。28年に教職を退職後は、高校教師27年の経験を生かし、講演会や執筆活動、テレビで日本史を解説している。現在、多摩大学客員教授、早稲田大学非常勤講師。『もうすぐ変わる日本史の教科書』(KAWADE夢文庫)、『異説で読み解く明治維新』(イースト・プレス)、『窮鼠の一矢』(新泉社)など多数。
だから歴史は面白い
記者) 偉人は男性がほとんどですが、生き方の参考になる女性の歴史人物はいますか?
河合さん) 幕末の山本八重ですね。大河ドラマ『八重の桜』の主人公にもなった女性です。
会津の鉄砲指南の家に生まれて、男性に交じって鉄砲を手に新政府軍と戦いました。
会津藩は敗れましたが、戦後、彼女は京都に出て新島襄と結婚し、同志社の設立に尽くしました。
日清・日露戦争では、傷病者を看護する看護師のリーダーとして行動します。どんどん進歩していくといいますか、職種を変えながらも目標ややりがいを見つけて生きてきた人でした。かなり個性的な人で、まだ誰も乗っていない時代に自転車で京都の町を散策したり、着物姿に帽子、下はハイヒールといった格好も平気でしています。
記者) どこか坂本龍馬に通じるものがありますね。
河合さん) そうですね。他人の批評は気にせず、自分がいいと思うことをやる人です。
彼女は平等意識が高く、新島襄は「八重さん」と呼んでいたのですが、彼女は旦那さんのことを「襄」と呼び捨てにしていました。自分の道を行く。そういう人です。
記者) 今後、執筆したいテーマをお聞かせください。
河合さん) 昨年は『窮鼠の一矢』という、長編小説の執筆に力を注ぎました。
幕末・明治の村上藩の鳥居三十郎を題材にした僕自身初めての小説です。普段は、ノンフィクションを書くことが多いので、初めてということもあり、執筆はとても苦労しましたね。
現在は大久保利通について執筆しています。今年は大河ドラマの主役が西郷隆盛なので、脇の重要な役割の人を取り上げたいと思いました。
僕は大久保と西郷は表裏だと考えていて、西郷が明るい光だとしたら、大久保はその陰の部分。朝廷との調整や工作など後ろで働いてきたのは大久保なんですね。視点も広く、一貫して近代国家をつくる目標を持って行動しました。
隠れて目立たないけれど、実際はすごい人。そんな歴史に埋もれた人物に光を当て、世に広めていければと思います。
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