「魚の命奪う合成界面活性剤」『石鹸と合成洗剤の違いは?』② 講演会レポート
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
お盆休みを直撃した台風10号は、四国・中国地方を縦断して、今度は北海道に向かっています。
北海道の皆さん、どうぞ気をつけてくださいませ。
四国・中国・関西地方の皆さま、被害はなかったでしょうか?
さて、今日は昨日に引き続き、シャボン玉石けんの代表取締役社長の森田隼人社長のとても興味深いお話をご紹介したいと思います。
私は、春に一度直接講演を聞いたときに、魚を入れた2つの水槽の映像を見て驚きました。
一つは、けん化した石けんを混ぜた水槽で、もう一つは合成界面活性剤を混ぜた水槽で、けん化した石けんを混ぜた水槽は白く濁っているても魚はいつも通りに泳いでいて、合成界面活性剤を混ぜた水槽は、色は透明のままですが、魚が気の狂ったように暴れだし、数分後には仰向けになって死んでしまうのです。
もし興味のある方は、YOUTUBEにも出てきますので、一度ご覧いただくと、どれほど合成界面活性剤が怖いものかがお分かりいただけると思います。
森田 隼人さん シャボン玉石けん代表取締役
北九州市に本社を置くシャボン玉石けん株式会社は、酸化防止剤や着色料、香料、合成界面活性剤を使わない石けんを製造・販売しています。同社代表取締役の森田隼人さんが『暮らしの中の化学物質とどう向き合うか』というテーマで話しました。
福岡チャリティー公演会より『森田隼人さん講演会』レポート
石けんと合成洗剤の違いは?
植物由来の合成洗剤も注意
一方、合成洗剤(合成界面活性剤)は主に石油からつくります。洗濯用合成洗剤だと「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)や「ポリオキエチレンアルキルエーテル」、台所用合成洗剤だと「アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム」、ボディーソープだと、「ラウレス硫酸ナトリウム」など。舌を噛みそうな科学物質名ですが、商品の成分表にはちゃんと書いてあります。
最近は、「人と地球にやさしい」などとうたったヤシ油などの植物原料からつくったものもありますが、品名には「台所用合成洗剤」などと明記されています。植物由来だからといっても安心できません。
魚の命奪う合成界面活性剤
安全性はどうでしょうか。森田さんは、合成洗剤の毒性が良くわかる一本の動画を披露しました。
魚のアジ数匹が泳ぐ二つの水槽に一つは台所用の合成洗剤を入れ、もう一つには台所用の水石けんを加えます。いずれも通常の洗濯水を3~4倍に薄めた濃度と同じにします。
すると、2分もたたないうちに合成洗剤を入れた水槽のアジは苦しんでもがきだし、3分後には死んでしまいました。動画内の説明では、「合成界面活性剤によって、酸素を取り入れるエラの細胞が破壊された」ことが直接の死因でした。口の中の内出血も「体の表面から合成界面活性剤が浸透した証拠」ということでした。
一方、石けんの水の中のアジは元気で、石けんのかすを食べています。同社の石けんではありませんが、ほぼ同等のものです。ショッキングなシーンの連続に、参加者は思わず息をのみました。なお、前記の合成界面活性剤は、人や生態系に有害な「第一種指定化学物質」として国も有害性を認めています。
香害や過敏症もアピール
一年前に同社は、また新しい新聞広告を全国紙に掲載しました。「日本に新しい公害が生まれています。その名は『香害』」というもので、森田さんは日本消費連盟が一昨年に設置した「香害110番」に二日間で213件もの相談があったことを伝えました。
柔軟剤や消臭スプレー、制汗剤などに含まれる強い合成香料が原因で、たくさんの人が苦しんでいる実態が浮き彫りになりました。さらに、化学物質過敏症について独自に製作した動画の一部も公開し、保存料や着色料、化学調味料が入った食事を減らして手作りの和食メニューを増やすといった、暮らしの中から化学物質を減らす工夫をアドバイスしました。
≪おわり≫
マクロビオティックマガジン MUSUBI(むすび)7月号より
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