今月の謝恩講演会より

いつもブログをご覧いただいている皆様、今日も一日お疲れ様でした。
11月もあと1日となりましたね。
師走を前にして、慌ただしい毎日をお過ごしのことと思いますが、風邪にはくれぐれも気をつけて下さいませ。

しあわせ子宝カウンセラーのみすずさん（現在 不妊部門のブログランキング2位だと思いますが・・・）が、2カ月前に私のお店に見学に来られた時に、

http://ameblo.jp/medical-misuzu/day-20120917.html

http://ameblo.jp/medical-misuzu/day-20120924.html

I pad片手に何をやっているの？とお聞きしたら、ブログをやっている！とおっしゃるので、頑張ってくださいね！と応援しつつ、
私は文章を書くのはそう嫌いではないけど、パソコンは元々苦手なほうなので、きっとブログはできないだろうと正直思っていました。

しかし、それから2カ月・・・
不思議なことに、この私が、今ではどこにでも持ち歩いている I pad。
みすずさんの影響もあって、四十半ばの手習いで、今月から始めてみた このブログ！！
この2週間のあいだに、ご愛読の方々も多くなっていることに驚き、 やると決めたことなので毎日更新はしていましたが、全く気にもしていなかったランキングというものが上にあがればあがるほど、この内容で良かったのか？ 皆様に本当にお役に立てているのか？と、自問自答しながら書いている毎日です。

皆様とこのようなご縁をいただいたことを みすずさんに感謝しつつ、今日も皆様のお幸せを祈っています。

さて、今日は、3カ月に1回お客様に送らせて頂いている『まごころ通信』の私の文章の中から一部を抜粋して、先日行いました 第18回 くすりの麗明堂謝恩講演会の感想をお届けしたいと思います。
いつもより少し文章が長いですが、お許しくださいね！

11月10日は、 吉田俊道先生を長崎県 佐世保市からお招きして、第18回 くすりの麗明堂謝恩講演会を行いました。
当日は 小雨が降る中、昼の部 夜の部 合わせて180名の方々にご参加いただきました。
吉田先生は、柿のように甘い“長崎の元気ニンジン ” の生みの親として全国的に有名な先生で、野菜作りから見た 人間の体づくり 健康づくりを提唱され、全国各地へ講演に行かれていらっしゃいます。
特に、天然の小魚や海藻、野菜から採れる出汁（ダシ）に入っているミネラルなどの栄養分が大切だと講演の中で仰っていましたので、吉田先生のお話を聞かれた殆どの方は その後イリコやアゴなどからしっかり出汁をとられて ご家族の毎日の健康に活かしていらっしゃるようです。
吉田先生のお話一つひとつが、とても興味深く目からウロコの内容ばかりでしたので、ご参加の皆さんも2時間面白いお話に釘づけでした。

講演会の様子 （夜の部より）

吉田先生の作られた元気野菜の抽選会

講演後、吉田先生と講演会スタッフとの記念写真

最後に、私が閉会の挨拶をさせて頂いたのですが、過去18回の講演会が脳裏に一つひとつ出てきて、その時の感動や大変だったことを思い出し、グッと胸が熱くなりました。
第1回の謝恩講演会を始めた18年前、漢方の修業を終えて 志高く地元の佐土原町に帰って来て麗明堂の支店を出したものの、200m先にドラッグストア（今はもう閉められました）が同時期にオープンして、いきなり経営の危機を迎えてしまいました。

それまで父のほうのお店に来られていたお客さんも激減して、このままでは危ないと落ち込み悩んでいた時に、父から
「確かに今は苦しいけれど、お前が薬学部に行けて薬剤師になれたのは、今まで地元の方々が麗明堂を利用してくださったお陰だ。その恩を忘れるな！」
と、こう言われたのです。
その時に、ハッとして我に戻ったのです。

そこで、地元の方々にお役に立つことをしようと思ってまず始めたのが、この謝恩講演会だったのです。当時は、石崎浜荘（現在の歓鯨館）という近くの国民宿舎で一番小さな40名の一階の会場をお借りしてやっていたのですが、今ではこんなにたくさんの方々にご参加いただくようになり、昔を思い出しながら想いが溢れたのかもしれません。
毎年、毎年 大きな講演会をやり続けるということは確かに大変ではありますが、18年間続けてこられたのは、父からの “恩を忘れるな！” の言葉があったからかもしれません。

その私も、いよいよ12月から、父に変わって、くすりの麗明堂の社長を引き継ぐことになりました。私は薬剤師以外の肩書きは要らないと思っていましたので、父に社長としていつまでも元気でいてもらいたいと思い、死ぬまで社長をお願いしたかったのですが、来年はくすりの麗明堂が創業して50年の節目の年を迎えるにあたり、気持ちを新たにして私がしっかりこれから責任を持ってやりなさいということでした。

麗明堂の最高責任者として、これからも より皆様のお役に立てる薬局づくりを続けて参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。