「嫌われる勇気」 金丸からのラブレターより
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、麗明堂スタッフが漢方や健康サプリをご愛用のお客様に年に4回お届けするまごころ通信の中から、今回私の書きました内容をご紹介したいと思います。
皆さんは、アルフレッド・アドラーという心理学者をご存知でしょうか? アドラーは、私が通っているカウンセラー研修会でもよく登場する心理学者で、フロイトやユングと並nび現代の心理療法を確立した一人です。アドラーの唱えた『アドラー心理学』は、「すべての悩みは対人関係の悩みである」とした上で、人生とはいつでも選択可能なものであり、過去にどんな辛いことがあったと しても、これからどう生きるかには関係がない。今、幸せを実感できない人に足りないのは、能力でもお金でもないし、恵まれた環境でもない。変わること(幸せになること)に伴う勇気が足りないのだとアドラーは言っています。
この考え方が実にシンプルで理解しやすいことから、近年日本でも「勇気の心理学」として多くの支持を集めています。
さて、今年の1月から、このアドラー心理学をもとにして作られた刑事ドラマ『嫌われる勇気』が始まり、私も毎回楽しみに見ているのですが、その中でとても為になる内容がありましたのでご紹介したいと思います。
「信じる」には、大きく2つの種類があって一つは【信用】で、もう一つが【信頼】です。その違いを説明しなさいと言われてもなかなかうまく説明できない人が殆どですが、皆さんはいつも違いを理解して、使い分けているのです。例えば、銀行がお金を貸すときは、信用と信頼のどちらかというと信用ですよね。“信用貸し”と言いますが、“信頼貸し”とは言いません。
これは、必ず返してもらうことを前提に担保や何か評価するものがあるから条件付きで貸すのです。しかし、人間関係は信頼関係のもとに成り立つのですから、相手を疑わず無条件に信じることから始まります。時には裏切られることがあって落ち込むことがあっても、裏切るかどうかを決めるのは相手の決めること(課題)ですから、自分の課題ではないのです。真の喜びは信頼関係からしか生まれてこないので、「裏切られたら、どうしよう~」と考えて信頼する勇気を持たないままでいると、いつまでも深い人間関係は作れないとアドラーは言っています。
今回、このドラマを見ていてハッと気付いたのは、この信頼関係というのは相手との人間関係だけではなく、“自分自身”や、更に“自分の人生”との信頼関係にも当てはめることが出来たならば、不安が減り、自信が持てて、もっと楽しい毎日が過ごせるということでした。ひと言でいうならば、「自分や自分の人生がうまくいくと信じて疑わない」のです。きっと素直にこう思えたなら、周りに素敵な人が集まってきて、その人は心豊かな人生を送ることが出来るでしょう。
私は苦しいことや辛いことが起きた時に、必ず最後は上手くいく(解決する)、この出来事はきっと自分を成長させるために起きていると信じるようにしています。「100%そうなる!」という根拠は何もありません。しかし、根拠がないからこそ“自分自身”を信じ、更に“自分の人生がうまくいく”ことを信じるのです。例えば、「ご先祖様が守ってくださるから大丈夫!」とか、無理矢理にでもこじつけて、そう思うのです。すると、たとえ時間が掛かったとしても、不思議といい方向へと向かっていくのです。
皆さんも、これからの人生を楽しく、有意義に送るために『周りの人』や『自分自身』そして、『自分の人生』を無条件に信じてみませんか? だって、相手や自分や自分の人生を疑うよりも、信頼しながら毎日を過ごすほうが、きっと楽しい人生を送れるはずですから…
このブログをご覧頂いて皆様のもとに、大きな大きな喜びとたくさんの幸せが訪れますように…
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