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風邪対策の豆知識 その二

公開日:2012年12月13日 カテゴリー:健康のお話

皆様 こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。南国宮崎も今日は寒い一日でした。皆様のお住まいの地域はいかがでしたか?
今日の 朝一番のご相談の方は、静岡県浜松市の方だったのですが、私はこれからの時期は絶対に風邪をひけない仕事なんです! と仰るので、何のお仕事かを聞いてみると、ケーキ屋さんでした。ケーキ屋さんは 、これからクリスマスにかけては 一番の忙しい時期ですから、風邪をひいて寝込むわけにはいかないですよね・・・

さて、今日も 昨日に引き続き『風邪対策の豆知識 その二』と題しまして、風邪対策の 為になるお話をしたいと思います。

問題) 風邪をひいて熱が出た時は、どちらが良いのでしょう?
① すぐに熱を下げた方が良い
② すぐに熱を下げない方が良い

と尋ねると、店頭でも ほとんどの方が 正解するのですが、正解は②の すぐに下げない方が良い!! なのです。

それでは、その二つの理由を分かりやすく ご説明します。
まず一つ目は、人間の平熱の体温36.5℃の時の免疫力を100%とした場合に、37.0℃の体温では免疫力が125%、38.0℃の体温では免疫力が200%になるので、風邪のウイルスをやっつけやすい・・・ というのが一つ。

もう一つは、ウイルスの動きから見ると、同じように人間の平熱の体温36.5℃の時のウイルスの動きを100%とした場合、37.0℃の体温ではウイルスの動きが一気に200%になるのですが、38.0℃の体温になるとウイルスの動きが0%と全く動けなくなり、退治しやすくなるのだそうです。

だから、中途半端に熱を下げると、返ってウイルスの動きの方が活発になってしまい、風邪が治らずに 返って長引いてしまうのだそうです。
ここで、この例え話が 合っているかどうかはわかりませんが、六畳一間の部屋にゴキブリが何匹もいて、あなたの手にはハエ叩きがあるとします。気持ち悪いかどうかは別として、ゴキブリを追い回して やっと退治したとします。でも、このゴキブリの動きが2倍の速さになったらどうでしょう?退治するのが大変になると思います。(この状態が体温が37.0℃の時だと思って下さい。)しかし、ゴキブリの動きがピタッと止まっていたら、ハエ叩きも必要無く ティッシュで包んで簡単に退治することができるのです。(この状態が体温が38.0℃の時だと思うのです。)

要するに 風邪の時、特にインフルエンザなどのウイルスの時は、38.0℃の時が一番免疫力があって、ウイルスの動きがなくなるので、ウイルスをやっつけるまでは、すぐに体温を下げない方が良いということです。
体の熱を上げる手伝いが必要な時は、この時は背中の右の肩甲骨と左の肩甲骨の間のところに 貼るカイロを一枚 貼っておくだけでも違いますので 一度やってみてください。そして、バーッと汗をかいたらその時がよくなった合図ですから、体の汗を拭いてもう少しお布団でお休み下さい。

《小児科医 田下昌弘先生の 熱についての記事を纏めたコラムです》
https://reimeido.com/column/c20011/kiji_484.html

短くブログを纏めようと思ったのですが、今日も長くなってしまいました。いつも、長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆様も風邪を長引かせないように、熱のポイントを知っていただき、ぜひお役立てくださいね!
皆様の ご健康を心からお祈りしています。

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