特集)可能性がある限り、チャレンジは終わらない①
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
皆さんは、この方をご存知ですよね。
アテネ五輪アーチェリーの銀メダリスト山本博さんです。月刊誌「れいろう」の中でとてもためになるお話のインタビュー記事がありましたので、ご紹介させていただきます。
山本 博さん アーチェリー アテネ五輪 銀メダリスト
昭和37年、横浜市生まれ。59年、日本体育大学在学時にロサンゼルスオリンピック出場。アーチェリー男子個人で銅メダルを獲得。卒業後、日本体育大学レクレーション学研研究助手を経て、平成元年埼玉県の大宮開成高校保健体育教諭着任。在任中の平成16年に行われたアテネオリンピックでは男子個人で銀メダルを獲得し「中年の星」として注目を集めた。現在は日本体育大学教授 博士(医学)として多忙な日々を送りながらも現役選手として活躍中。
考え続けることが楽しい
記者)現在56歳、教授職というお忙しい立場で現役を継続され、練習時間に制約があるのではないでしょうか。
山本さん)練習時間を確保していく苦労はありますね。でも、私はこれまでもアーチェリーだけをやればいいという人生は送ったことがないんです。アーチェリーの競技活動をしながら、大学卒業後は助手、高校教諭、教授として今日まで、教師という仕事と選手を続けてきました。
記者)そのような中で、昨年6月の全日本社会人選手権壮年の部で連覇されました。アーチェリーを始められたきっかけは、なんだったのですか?
山本さん)中学校のクラブ活動がきっかけですが、練習を重ねることによって、昨日までできなかったことが、できるようになっていく過程に魅了され、引き込まれていきました。周囲に関係なく、自分が時間を作り出して、コツコツと練習に励めば、100打って3本しか的を射れなかったのが、的に10本入り、20本入り、というように、不可能が可能になっていくのです。アーチェリーの練習は、一般的には、単調でつまらないかもしれません。でも私はすごく楽しい。何故かというと、脳がずっと考え事をしているからです。常に「ああしよう、こうしよう」と考えているから、非常に高いレベルで集中できて、時が過ぎるのが早いんです。
銀メダルの要因は「相手を認めた」こと
記者)アテネで銀メダルを取られたとき「これから20年かけて金をねらいます」と公言されましたが、どのような心境でおっしゃたのでしょうか。
山本さん)昭和59年のロサンゼルスオリンピックで銅メダルを獲ってから。平成12年のシドニーオリンピックまでは、金メダルがかなり強く私にのしかかっていたと思います。メダルを獲らないと社会の評価を受けられないという非常に厳しい現実も知って。シドニーまで勝手にそういう思いで取り組んだ中で気付いたことがあるんです。それは、私は金メダルを獲ることを目的にして金メダルを獲れる金メダリストとは器も違えば、競技性も違うと。
オリンピックに出場するアーチェリーの選手たちのトップ30人ぐらいは同等レベルです。誰が金メダルを獲ってもおかしくない。それを「自分が獲るんだ」と気負っても、金はどんどん遠のいていく、という思いに行きつきました。だから、アテネの時は試合も接戦でしたが、すり抜けることができたのは、私の中で相手を認めたからだと思います。
「金メダルは自分が獲る!」というのは相手を認めていないことに等しいですから。傲慢な気持ちで戦うと力みます。相手をまず認める。みんなうまいのだから、こういう素晴らしい人たちと戦って負けても、悔いはない。ただし、こういう人たちと戦える場所はオリンピックしかないから、やはりその舞台に行きたいと思いました。
「金メダルを次の北京で」なんて傲慢なものの考え方をしていたら獲れるわけがないから、あと20年くらいかけたら再びチャンスが回ってくるんじゃないかな、という思いで公言しました。
≪続きはまた明日≫ れいろう平成31年 2月号より
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