本当に良かったですね! お帰りなさい
昨日は、テレビから離れる事ができずに、一日中涙が止まらなかったという方が相談のお客様の中に何人もおられました。もう皆さんもお分かりの事と思いますが、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で生存が確認された5名の拉致被害者の方が24年ぶりにご家族との再会をされたというニュースです。
私も、昨日はこのニュースが見たくて少し早めに帰ってTVを見ましたが、5名の拉致被害者の方々が何も悪い事をした訳でもないのに(きっと辛い24年間を過ごしてきたはずなのに)、口々に「長い間皆様にご心配をおかけしてすみませんでした」という挨拶をされ、私も涙が出てきました。ご家族の方との再会ができて本当に良かったと思います。生存が確認されていない方もまだおられますので手放しではよろこぶことは出来ませんが、今後このような事が二度と起こることがない様一国民として願っています。
いろんな事件が起こる度に日本政府の対応のまずさや対応の遅さがささやかれますが、今回5名を乗せたチャーター機での機内食の心配りには私も感心しました。その理由は、よく機内食で出てくるサンドイッチや洋食を出さずに、「ご飯、みそ汁、煮物」などを中心とした純粋な和食(日本の味)を、まず日本へと向かう飛行機の中で食べてもらおうと準備したからです。さらにこの5名が日本海側(福井、新潟)出身という事も考えて海の幸(刺身)、そして福井出身の地村さん・浜本さんには福井でとれた甘鯛を準備していたというのですから、きっと日本政府の心配りが5名の拉致被害者の方々の心に響いたことと思います。
今回は一時帰国ということですが、5名の皆さんには日本にいる間、ゆっくり心と体を休めていただきたいと思います。
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