いのちを守る勇気を学んで ① 千葉茂樹さん
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日から、「いのちを守る勇気を学んで」と題して、映画監督であり生命尊重センターの代表をされている千葉茂樹さんの小学校でのお話をご紹介したいと思います。
〇マザー・テレサに会いたい
私がマザー・テレサを知ったのは。39年前、小さな新聞記事を見つけた事がきっかけです。
人々の生活環境を改善するためハビタットという国連人間住居会議がカナダで開催され、145ヵ国5千人が参加しました。
マザー・テレサも「世界最悪の居住環境」と言われるインドのカルカッタを代表して講演しました。小柄なシスターは「貧しいことは美しいことです」と話出し、「カルカッタは貧しい人たちがたくさんいます。私はその人たちのために働いています」と話しました。
そして、「愛は言葉だけでは十分ではありません。国連は毎年たくさんの決議をしますが、ほとんど実行させていないではありませんか」とスピーチの中で指摘しました。
マザー・テレサの存在は日本ではほとんど知られていませんでした。
私たちは記者に会いに行って、取材時の話を聞きました。すると、マザー・テレサに会いたい気持ちが抑えられなくなり、インドに行くことにしたのです。
私は24歳で映画の世界に入り、27歳で映画の脚本を書くようになりドキュメンタリーを撮るようになりました。1976年11月末、幸運にも、シンガポールで行われるアジア宗教者平和会議の取材を頼まれました。これは神様に与えられたチャンスだと思い、会議の1ヵ月前に、シンガポール経由でカルカッタへ向かいました。面会できる当ては全くありませんでしたが、まずはマザー・テレサの修道会を訪ねることにしました。
〇夢を膨らませて明日を創ろう
私はマザー・テレサに、日本の皆さんへメッセージをお願いしました。それは、こんなメッセージでした。
「神を信じることを大事にしてください。神を信じて祈ることを日本の皆さんに伝えて下さい」
と言われました。
「あなたも考えてください」と私も宿題を与えられ、撮影中もずっと「祈るとはどういうことか」考えました。そして「祈るとは三つのことに気がつくことではないか」と思ったのです。
最初に気がつきたいことは、『今日まで私たちは生かされてきたこと』です。お父さん、お母さん、学校の先生、先輩や友達に命を守られ、支えられてきたのです。それに気づくと感謝の気持ちが生まれます。
二つ目に気がつきたいことは、『私たちには欠点があるということ』です。つい友だちをいじめてしまうこともあります。私たちはそれを反省し許してもらう必要があります。
三つ目は、『私たちには、夢があるということ』です。夢を大きく膨らませて明日を作っていくのです。すべての人に可能性はあります。夢をもって世の中のために働いて頂きたい。
これから大人になっていく皆さんには大きな可能性があるので、それを育て、社会のためにそれぞれの役割を果たしてください。それが小学校を卒業する皆さんの誇りであってほしいと思います。
≪この続きは、また明日・・・≫
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