特集 胎児に心はあるのか?④ 「予期的口開け」
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
台風7号のあと、全国的に大雨が続き、近畿、四国、九州地方で死者が3名、行方不明者が7名、避難指示は67万人になっているようです。
昨年も、ちょうど今の時期に福岡県南部と大分県西部で大雨による大きな被害がありましたので、どうぞ引き続き気を付けて下さいね。
さて、今日は胎児のよく行うしぐさの1つ「口開け」についてのお話です。
生命尊重ニュースVol.35 4月号より
京都大学大学院教育学研究科教授 明和 政子(みょうわ まさこ)さん
富山県生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。京都大学霊長類研究所研究員、滋賀県立大学人間文化学部専任講師などを経て、現在は京都大学大学院教育学研究科教授。専門は「比較認知発達科学」。主な著書に『霊長類から人類を読み解く なぜ「まね」をするのか』(河出書房新社)、『心が芽ばえるとき コミュニケーションの誕生と進化』(NTT出版)、『まねが育むヒトの心』(岩波書店)など多数。
胎児の‟予期的な口開け”
胎児が時々指吸いをしていることは知られています。
たまたま指が口の中に入るのではないかと考えられてきましたが、よく観察すると胎児は最短距離を経て、手を口にうまく運びます。
さらに、自分の手が口唇部に届く直前に「あらかじめ」口を開け始めるのです。まるで、自分の手腕が今どこにあって、これからどんな結果が予測されるかを心に描いているようです。これを「予期的口開け」と言います。自己受容感覚の萌芽えが胎児期にすでにみられることは間違いありません。
双子、特に一卵性双生児の場合は子宮内に自分だけではなく、他者という存在(パートナー)がいるので、自分以外の他者にどう接しているかが面白い点です。
最新の研究によれば、胎児は妊娠14周という早い段階で、パートナーに向かう手腕運動とその他に向かう運動を変えているようです。パートナーに向かう時、手腕運動は、子宮壁や自分の体を触る時の運動に比べてゆっくり減速させる。双子の場合、お腹の中ですでに他者とのコミュニケーションが始まっていると言うこともできるかもしれません。
≪この続きは、また明日・・・≫
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