養生の大切さ
ぜんそく相談で2週間に1度お見えになっている4歳の『やっくん』
1年前、相談に見える前は夜になったらヒューヒュー・ゼイゼイでお父さんお母さんを眠らせない事が多く大変だったそうです。麗明堂の処方を始めて4ヵ月後には、重症度10から1.5になってここ数ヶ月はもう治ったかもね…と言っていたら、今日お母さんとガックリ肩を落としてご来店になりました。
どうしたの?と聞くと久々にぜんそくの発作がでたとの事。お母さんより「金丸先生にいつも言われる養生の大切さが解かりました。実は昨日幼稚園の夏祭りと地区の夏祭りがあって、今までは冷たいものと甘いものは気をつけて控えていたのですが、昨日はかき氷やジュースをたくさん飲んで、夜も寝冷えをしたみたいです。」と言われました。
私は「昨日は大変だったと思いますが、いい薬になって良かったですね」と言ってニコッとすると、お母さんは苦笑いをしながら「やっくん、先生の言うことを聞いてちゃんと治そうね」とやっくんと約束をされました。
ややもすると病気は私(薬剤師金丸)が治すものだと勘違いしている人もいるようですが、『治したい!!』という本人様の強い意志と努力があってこそ、私の応援が生かされるのではないか?といつも思っています。だから「お陰で00が治りました」とお礼を言われた時にはいつも「00さんの努力と00さんの身体が頑張ったからじゃわー」と言うのです。
受験に例えて言えば、相談に見える病人さんが受験生だとしたら、カウンセリングをしている私は家庭教師です。いくら腕のいい家庭教師でも受験生にやる気が無かったら成績の上げようがありません。
今回、養生の大切さが分かった『やっくん』は私が選んだ処方をうまく生かして自分で治していくでしょう。
≪もうすぐだよ…やっくん。頑張ってしっかり治そうね!!≫
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