2018年8月 コラム
毎日、毎日、本当に暑いですね。
今月は、相手の気持ちになってお話を聴く傾聴について、月刊誌【れいろう】から3つのポイントを紹介したいと思います。
①じっくりちゃんと聴く
二つ話して、八つ聴く。このバランスを心得ていれば、コミュニケーションは円滑になります。ほとんどの人がしゃべり過ぎのようです。まっすぐな気持ちで、相手の気持ちを深く受け入れ、聴きとりましょう。
②あたかも自分ごとに感じる
相手が自分の話を受けとめてくれているか?人は敏感に感じるものです。まずは相手の感情、態度、価値観をありのままに温かく受け入れること。共に感じると書いて「共感」。認めてくれている、分かってくれると感じると心が開き、親しみを感じ、もっと話したいと思うのです。
③真意をくみ取る
「聴」という漢字を分解すると「耳」「目」そして「心」。
ヒトの話は耳だけでなく、「目」で表情やジェスチャーを観察し、「心」を動かしながら相手の心に触れようとすること。自分がどう思うのかではなく、相手がどう思うのかを常に想像しながら聴く。
想像によって現れていないものを感じとる。それこそが日本の美徳であり、素敵な傾聴なのではないでしょうか?近頃コミュニケーションを苦手と感じる人が 増えています。自分の関心のない情報にも耳を傾け、人間関係を温める、そんな傾聴の愛の和で相手の気持ちを優しく、柔らかく包めるといいですね。