2017年3月 コラム
先月、道徳の勉強会で、皆さんの前で『思いやり』について発表させていただきました。
今回、自身の体験も交えて発表しましたが、その原典となったニューモラル№570 2017年2月号の『思いやりの第一歩』について紹介したいと思います。
私たちは、人と人とのつながりの中で、他の人に支えられていると同時に、他の人を支えている存在でもあります。そうした中で「よりよい人間関係を築くために必要な心づかい」は、何より相手に対する『思いやりの心』です。そして、思いやりの心を持つためには、その人の思いを受け止め、それを正しく理解することが不可欠でしょう。
たとえ正しい忠告をする場合でも、相手の立場を考えない一方的な対応では、ただうるさく感じられるだけで、大切なことが伝わらないばかりか、互いの関係にヒビが入ってしまうことにもなりかねません。 「相手は何を考えているのか?」「どんな気持ちか?」「何を求めているのか?」をまず自分の心を無にして聴き、その人の考え方や感じ方に思いを寄せることが思いやりの第一歩となります。
どのような気持ちで人に接し、どのような心で人と繋がっていくか・・・ そうした私たちの考え方や行動が、人間関係を良くも悪くもしていきます。
私(金丸)はこの文章を読んで、自分が今まで『思いやり』と思ってしていたことが、本当に相手にとって求めていることに思いを寄せるのではなく、自分の考えで行動し、自己満足していたことに心から反省しました。
自分の考えで自分から見た親切や思いやりを押し付けるのではなく、心を無にして、相手の心の声を聴いて、思いを寄せる・・・ これからお客さん、スタッフに、そして一番難しいと言われる家族にも実行していきたいと思います。
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