2016年6月のコラム
毎年この時期になると、紫陽花の花が心を和ませてくれますね。皆さまは、いかがお過ごしでしょうか?
麗明堂では毎月店内で心の栄養『ひまわり会』を行っていますが、年に一度は素晴らしい講師を県外からお呼びして皆さまにお話を聞いて頂きたく、宮崎市内で生涯学習セミナーを開催しています。 今年も5月に愛知と福岡から講師を招いてセミナーを無事盛会に終えました。その講義の中で講師から宮澤章二さんの素敵な詩を紹介して頂きましたので、皆さんにご紹介したいと思います。
行為の意味
宮澤 章二
あなたのこころは どんな形ですか?
と ひとに聞かれても 答えようがない
自分にも他人にも こころは見えない
けれど 本当に見えないのであろうか?
確かにこころは誰にも見えない
けれど 心遣いは見えるのだ
それは、人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中のおもいは見えない
けれど思いやりは誰にでも見える
それも人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為となり
やさしい思いが やさしい行為となるとき
心も思いも 初めて美しく生きる
それは 人が人として生きることだ
皆さまも自分のこころはどんな形ですか?と突然聞かれたら、どうお答えになりますか?私も自分や周りの人のこころを見た ことはありません。しかし、心遣いや思いやりは見ることも感じることもできるのです。つまり、プラスのこころや思いは行為にすることで生きてくるのです。
こころは、いつでも、どこでも、誰でも自由に使うことができるのが特徴です。
皆さんのプラスの優しいこころを、ぜひ行為にしてみてはいかがでしょうか。
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