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2014年10月のコラム

公開日:2014年10月06日 カテゴリー:2014年

今月は、“幸せになるためのそろばん哲学”と題しまして、作家・教育者である下村胡人さんの『そろばん哲学』についてお話したいと思います。
 私たちの生活は、家族や友人、そして職場の同僚や近所の方など、常に多くの人たちとの関わり合いの中にあります。
そのような意味でも、私達の幸福感は、そういった人たちと如何に気持ちよく、温かく関わることが出来ているかに大きく左右されるといえます。
 例えば誰かの幸せを減らすよなことをする人は、やがて周囲から疎まれ過ごしににくくなっていくものです。逆に誰かの幸せを大きくしようとする人の周りにはよい人が集まり、その温かさに包まれながら、幸せな毎日を送ることができるはずです。
 『次郎物語』『論語物語』などで知られる作家であり教育者の下村湖人さん(1884~1955年)は、その著作の中で、こうした 人生の極意を「そろばん」に喩えた人の話で紹介しています。
「引き算と割り算は、数の勘定に役立つだけでもうたくさんです。人間と人間との関係に引き算や割り算があってはなりません。人生の営みは、すべて足し算と掛け算でいきたいものです。」
(『青年の思索のために』PHP研究所)
 人と関わるほどにマイナスの感情が引き出されたり、誰かの幸せが減ったりするような人間関係は、「引き算」や「割り算」であるといえるでしょう。これに対してお互いにとってプラスになるのが「足し算」の生き方で、それ以上に創造的なのが「掛け算」であるといえます。「掛け算の人生になると、甲の人の力は乙の人の中に、乙の人の力は甲の人の中に溶け込んで、お互いに 力を強めあうのです。つまり自分を忘れ、他を生かそうとするところに、二と三が五にならないで六になる、掛け算の秘密があるのです。」と説明してあります。
 私たちは、頭では分かっていても、人との関わりの中でついマイナスの感情が出てしまい、結局自分の大切な人生を引き算や割り算にしていることが多いように思います。 一度しかない人生を楽しく、有意義に過ごすために、人との関わりをプラスにして足し算や掛け算の人生に変えていきたいですね!

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