2012年11月のコラム
作家の小林正観さんのお話の中で偏差値を使った面白いお話がありましたので、ご紹介したいと思います。皆さんも中学や高校時代に、よく耳にしたであろう偏差値。集団の中で、自分がどの位置にあるかを測る数値ですが、もしここに男女の区別を埋め込むとすればどうなると思いますか?
何と女の子は、平均学力の85%の中に殆どが入ってしまうそうです。つまり、女性は平均的にみんな優秀なのです。一方男の子は、もちろん平均学力の85%に入る子もいるのですが、極端に偏差値の低い25~30や、極端に偏差値の高い70~75は、殆どが男の子だというのです。つまり極端に勉強嫌いの子や極端に天才的な力を発揮する子も男が多いというのです。そこで問題なのは、生まれた時から勉強嫌いの怠け者だったり天才的な力を持っていたかというとそうではなく、たった一つの外的な条件「一番身近な女性の称賛」によって分かれるのだそうです。
一番身近な女性とは、多くの場合母親や妻や祖母や姉だそうですが、その女性の称賛をシャワーのように浴びた男性は、ものすごく優秀になり、「バカだ!」「アホだ!」「どうしてそんな下らないことをするの!」と言われ続けると、本当にダメな男性になっていくというのです。一番身近な男性にダメになって欲しいと思う女性はいないはずなのに、逆のことをしている女性がいかに多いことか・・・
今からでも遅くはありません。女性の皆様、ぜひ身近な男性を褒め続けてみて下さい。それがきっとあなたの幸せや喜びにも繋がるはずですから。そういう私も、一番嬉しい時は?と聞かれると、恥ずかしながら、きっと「褒められたとき」と答えるだろうな~と改めて思いました。
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