2010年5月のコラム
公開日:2010年05月15日
カテゴリー:2010年
現在、日本人の死因ナンバー1は「ガン」という事実を皆さんはご存知でしょうか?
日本人の2人に1人がガンを発病し、3人に1人がガンで亡くなっているという、私たち日本人にとって一番身近で深刻な病なのです。
そこで今回は、皆さんに安心して頂ける『ガン予防』についての朗報をお伝えしたいと思います。
国立がんセンターの平山雄博士の調査によると、40歳以上の26万5千人に17年間かけて行ったデータで、血清中のベータ・カロチンのレベルが高いほど(1日の緑黄色野菜の量が多いほど)ガンの発病を抑えることが分りました。
飲酒・喫煙・肉食を毎日で緑黄色野菜を毎日採らない群を【A群】、飲酒・喫煙・肉食を毎日で緑黄色野菜を毎日採る群を【B群】とした場合、【A群】より【B群】の方がガンの発症を33%も抑えることが分かったそうです。
ちなみに、飲酒・喫煙・肉食をどれも毎日せずに緑黄色野菜を毎日採る群を【C群】とすると、【C群】は【A群】よりもガンの発症を60%抑えるのだそうです。
また、ガン細胞は1gの大きさ(ガン細胞10億個)になって発見されるまでに約20年はかかる訳ですから、今からガン予防を始めて、寿命までにガン細胞が1gにならなければもちろん天寿を全うしたことになるのです。
百の治療よりも一つの予防を続けることですよね!
今日も皆さんの心と体の健康を応援しています。
もっと詳しい話はコチラから
↓
おもラジ「薬剤師金丸の養生訓話」
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