2010年3月のコラム
公開日:2010年03月16日
カテゴリー:2010年
皆さんは毎日気を付けていらっしゃる『健康』の言葉の語源をご存知でしょうか?
元々は四字熟語から出来ており、その中の二文字をとって健康と言うようになったそうです。
ヒントは、「健」と「康」をそれぞれ訓読みで読むと「すこやか」と「やすらか」ですので、“体が健やかで、心が康らかな状態”が一番良いとして中国の古典「易経」の中で『健体康心』と書かれています。
またWHO(世界保健機構)では、健康について、「単に体が病気ではないということだけではなく、精神的にも社会的にも良好な状態」と定義されていますが、具体的にはどのような条件なのかを、私は以前に地元のケーブルテレビで“薬剤師金丸の健康の五カ条”として紹介させて頂きました。
1.おいしくご飯が食べられること
2.快便、快尿、快汗であること
3.体を動かして体調が良いこと
4.夜ぐっすり眠れて 朝すっきり目覚めること
5.毎日感謝して、ワクワク楽しく過ごせること
3月から5月にかけての春の季節は、暖かく花も咲いてとてもよい季節なのですが、一方では“三寒四温”と言われますように寒暖の差が激しくなり、その変化に私たちの体がついていけずに自律神経が乱れてイライラしたり落ち込んだりしやすくなります。特に、この時期は卒業・入学・就職・引越・年度変わりなど、変化が多く慌ただしくなってきますので、そんな時は“健体康心”を維持して下さいね。
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